パーキンソン病-コエンザイムQ10 | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。


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パーキンソン病は、ドーパミンを分泌する細胞が変異することが主で起こる病態です。



ドーパミンとは、神経伝達物質のこと!




ですので、振戦、固縮、自律神経の失調など神経系の症状がみられます。






難治性の疾患のため、完治はなかなか難しく

現れた症状に対症療法で対応しているのが現状ですkonatu




米国では、この病態にコエンザイムQ10の摂取が有効ということを数年前から研究し発表していました。


日本でもようやく研究がされているようです。




ある研究で、パーキンソン患者の血液を調べたところ

コエンザイムQ10濃度が非常に低いことが判明しました。


このことから、コエンザイムQ10不足はパーキンソン病を発症または悪化させるといわれています。






米国での研究データでは、1200mgのコエンザイムQ10の摂取で

44%の病態の進行抑制をもたらし

副作用も一切見られなかったようです。





ただ、コエンザイムQ10は、不溶性で吸収が非常に不安定で悪いと言われています。



酸化型・還元型など色々出ていますが、吸収できていなければ

どちらでも意味がありませんよね(・・;)




そこで栄養素の性質から

コエンザイムQ10を吸収しやすい形に特殊加工しています。


通常の8倍の吸収力なのですよきらきら2




日本は、コエンザイムQ10の研究が遅れており

安全性や有効性のデータが得られないことから

厚生労働省では1日30mgを超えないように!!!!!!!

と通知を出しています。



ただ、諸外国では、1200mg摂取し続けても過剰症の報告はございませんし

米国では100-300mgの摂取が一般的とのことです。




メグビーで考えますと、個体差がありますので

10mgで足りる人もいれば100mgでも足りない方がいるのだと思います。



なので、状態を見ながら調節してお摂り頂くことをお話ししていますセンセイ





パーキンソン病で悩まれている方は

コエンザイムQ10の摂取を試してみてもよいかもしれませんね^^