老人性難聴-コエンザイムQ10 | 分子栄養学のススメ

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分子栄養学の確立者である三石巌によって設立された会社“メグビー”のブログです。


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老人性難聴は、


細胞数の減少や機能の低下

(鼓膜の振動、耳小骨の動き、音を伝える聴神経や脳神経などの機能低下)

による病態であることから「老化現象だからしょうがない」というような考え方が一般的ですよねshokopon



年齢と共に耳が遠くなるという、アレですね、




おじいちゃん、おじいちゃんってば男の子。!!!!



・・・・・・おじいちゃんぇ?



こういう状況が老人性難聴ですね。


確かに自然な流れだからしょうがない!といいたくなります。




しかし近年の研究ではこの老人性難聴の発症には、

原因遺伝子である“Bak 遺伝子”の存在が必須であることが判明しました。



そして、そしてこのBak 遺伝子の発現を抑える物質として抗酸化物質である

コエンザイムQ10 などが有効だというのです!!!!

コエンザイムQ10 は、研究内容では、

・1日20mgのコエンザイムQ10 の摂取

の他にもミトコンドリア内で抗酸化作用のある

・アルファリポ酸

・N-アセチルシステイン


なども同様の効果を見出したようです。



「エネルギー産生」「抗酸化」

の二つの働きを持つことから、

慢性疲労やアンチエイジング(老化防止)の際によく利用されたりします。


元々は体内で合成出来る栄養素ですが、

20代をピークとしてその後の合成機能は低下し、

60代では20代の半分程度しか合成出来なくなっているとも言われていますakn




今回、老人性難聴の予防に有効という内容でしたが、

耳に限らず加齢とともにコエンザイムQ10 やミトコンドリアの減少によって身体全体で老化は進んでいくので、全ての生命活動低下の予防にコエンザイムQ10は有効だといえます!!



老化は、自然な現象であり、止めることは残念ながら出来ません。

ただ、この老化が急降下するか緩やかに下がるかは、栄養条件や生活環境などのさまざまな条件に大きく左右されると思うのですやる気犬


コエンザイムQ10 も、その条件の一つだと思いますので、

特に老化問題に対面している方は、

ご自身の健康自主管理にプラスしていきましょう!!!!!