生命は自然の法則に従っている
寿命を決める主体は何だという設問があったら、それは自然の自己運動だと私はいいたい。
寿命が自然の自己運動によって決まるということの意味は、生命が自然科学の法則によって運営されているということを指している。
成長も成人も病気も死も、自然の自己運動で、自然の法則に従わないものはない。
その意味で、死もまた自然の自己運動が握っている。
寿命も、である。ということは、寿命が不明の他者によってあらかじめ決められたものではなく、当人の体がおかれた自然の条件によって決まる、ということだ。
科学を知る者なら、これに反論する勇気はないだろう。