お仕事でご縁のあった
『知花花織』
織りをされているメンバーさん達
ときどきお茶をしたり
私のカラーの本や世界の柄の本を
提供させて頂いたりと
お付き合いは続いています
『知花花織』ってなんじゃ~と
思われている方に少し。。
知花花織(ちばなはなおり)は
沖縄県沖縄市知花で作られている織物
特徴は
布の地に花のような文様が織り込まれてます
縦方向に柄が浮き上がる
経浮(たてうき)花織と
刺繍のように柄を織り込む
縫取(ぬいとり)花織があり
五穀豊穣を願う祭祀などに着ていた着物です
知花村の
祭事に着る衣装としても根付いていて
旧暦の8月14日に行われる
ウマハラシー(馬競争)
8月15日のウスデーク(臼太鼓)で
五穀豊穣を願う祭事では
知花花織で織られた着物を着ていた
ですが
明治以降になると
徐々に衰退の一途をたどるようになり
第一次、第二次世界大戦後で
沖縄が壊滅的な被害を受け
その技術は完全に途絶えてしまう が。。
知花花織発祥の地である
旧美里村(現沖縄市)出身の
幸喜 新(コウキ シン)氏との
出会いがきっかけで
1989年(平成元年)に
知花花織は100年ぶりに復元
2012年には
伝統工芸品として指定されてます
凄くステキなアイテムですが
敷居がちょっと高く感じる伝統工芸品
他の工芸品とは違い
知花花織は分業で1つの商品を
仕上げるのではなく
染色からひとりで作り上げる
工芸品なんです。。
どのパートでもエキスパートなんです
そんな所にも惹かれています
多くの方に
若い人たちにももっともっと
知って貰いたいなぁ~との想いで
大好きな
アクセサリー作家さんを
ご紹介させて頂きました
色んなリクエストに試行錯誤しながら
作ってくれたアクセサリーたち
カジュアルでありながら
クラシカルな伝統を感じ
どれも素敵でした
染色の話しや染料・顔料の話し
めちゃわくわくする話題
あっという間の
有意義な時間でした
これからの展開も楽しみです
また経過報告できたらと思います
8月29日(日)浴衣お買い物同行
(一式5,000円程度を予定しています)
浦添の静かな住宅街の中に佇む
1ヶ月に5日しか開かないお店へご案内