中村橋之助さん→三田寛子さんのご主人様です


八代目中村芝翫を襲名 と新聞報道でご存知の方も多いと思いますが
日本の伝統色の1つに役者色というのがあります。
江戸時代、奢侈禁止令が出た時に庶民が知恵を働かせ、
個性的な色を粋に着こなしていたました。
江戸時代に流行を作った最大の要素は、歌舞伎でした

歌舞伎の人気役者の衣裳にある柄や色は、
多くのファンにもてはやされ流行の発信源となりました。
役者は今でいうタレントさん

それを発信するマスコミ・雑誌の役割は
役者絵を描く浮世絵画家や瓦版・浮世絵の版元。
この時代の人気歌舞伎役者の名前がついた色名。
現代なら、だれの名前が色名になるでしょうね~???
キムタク茶、 EXILE茶、福山茶、ん???ピンと来ませんね(笑)
その瓦版・浮世絵を通じて、またたくまに庶民の間に
人気役者の衣裳の柄や色が流行したのです。
色名なども役者の名前から名付けられそれを役者色と言います。

芝翫茶(しかんちゃ)
文化、文政年間の江戸後期に人気のあった三世中村歌右衛門(なかむらうたえもん)、俳名芝翫の名がついた色。璃寛茶と同じ頃に流行しました。
芝翫は見た目はそれほど優れていなかたったが芸が達者で江戸、京都、大阪と東西で人気がありました。三世中村歌右衛門(芝翫)と二世嵐吉三郎(璃寛)は、色をはじめ服や化粧品などどちらかの流行が生まれればもう一方も対抗して出すという互いに意識しあっていた関係であったそうでs。写真=C
