こんにちは、ココアこと田中貴子です。
『令和』になってからの最初のブログは、やはり仕事ネタから始めようかな。<最新メルマガを加筆編集>
私が今クールで一番注目しているドラマ、吉高由里子さんが主演のTBS系「わたし、定時で帰ります」から気付いたことを書こうと思います。
原作は、朱野帰子(あけの・かえるこ)さんの「わたし、定時で帰ります」(新潮文庫)と「わたし、定時で帰ります ハイパー」(新潮社)のお仕事小説です。
(オフィシャルサイトから)
吉高さん演じるヒロイン・結衣はかつて、限界を超える残業をこなしたことで、ついに大怪我。
今の会社に再就職するときにも、「絶対残業はしない」「定時になったら帰る」を旨として18時で帰ります。
同僚が仕事をしていても、帰っていいんだろうか?と気がひけた頃から比べて、時代の先をいってるようには見えるけど、現状はどうなのでしょう?
『働き方改革』が叫ばれながらも、なかなか変わらない、変われないのが、仕事に向かう時間意識です。
遅くまで働いている人は、仕事熱心である。
周りが忙しそうでも、時間ですぐ帰る人は自分本位だ。
協調性をもって、仕事をするべきだの認識が今も根強いです。
第2話(4月23日放送)では、産休明けから職場に戻った先輩が、出産で休んだブランクを埋めようと、旦那さんが育休を取っているので残業は大丈夫!とお任せあれと張り切る姿がクローズアップされます。
赤ちゃんは双子、旦那さんはてんてこ舞い。
日中の家事・育児をお願いしているから、夜は私が替わるねと奮戦している様子までも描かれていました。(いつ寝てるんだい・泣)
だから女はダメなんだ。
子持ちは戦力にならない。
そんなことを絶対言わせてなるものか!
妊娠を告げたことで、プロジェクトから降ろされた時、悔しかった。
このまま、子どもがいるからで、キャリアを止めたくない。
子どものいない結衣には分からない!と苦しい胸のうちを明かします。
以前は定時に帰るヒロインに理解ある優しい先輩だったはずが、同僚にゲキを飛ばして、職場はピリピリ。
皆が違和感すら感じてしまうのです。
そんな中、赤ちゃんが高熱を出して、大ピンチ!に
それでも、プロジェクトで発生したミスで、チームの皆に迷惑をかけたからと、頑なに子どもの事情も告げずに残業する先輩は、痛々しいです。
ついに結衣が見かねて、一計を案じます。
育児の最中は、子どもが熱を出したなどの緊急時は、ほとんど母親側が対応せざるを得なくなる現状は、相変わらず。
一昨日も、実家に遊びに行った際、こんな話が出ました。
父(88歳)はこれまで480回ゴルフに行ったと、在りし日の武勇伝を嬉しそうに語りますが・・・
当時は月—土曜が当たり前の勤務時代、唯一の休みで練習・もしくはコースに出たりのゴルフ三昧をしていた訳なので、母は面白くない表情です。
全部、家のことは私に任せっ放し。(母は専業主婦)
俺が稼いだお金で行くんだから、何が悪いで、本当に自分勝手だと不満が出ていました。
男性が一家の大黒柱、女性が家を守る、昭和のモーレツに働く企業戦士の時代は、きっと私のような家庭も沢山あったことかと思います。
その後、次第に女性が社会進出して、結婚後も出産後も働くようになったというのに。
子育て中は、もっとお互いさまの理解も進んでいいはずなのに。
男性優位に動く会社組織にいると、小さい子どもをもつママには、無理しなくていいと、やんわり最前線から離れたりのブレーキが確かにありそうです。
親からも、仕事も子育ても中途半端だと言われて、葛藤する場面も悩ましい。
親と子の世代間でも、認識が変わりつつありながらも、仕事で子どもを預けるのは可哀そうの本音が見え隠れ。
だから、両親の育児応援が期待できない場合などは、やむなく退職して、パート勤務の形で再就職する人も多くなってしまう現状もまだまだあります。
そんなリアルな一面を垣間見た想いがしました。
平成は核家族の夫婦が、仕事と家庭の両立をどう図るかを模索した時代でした。
前抱っこしたり、積極的に育児参加する男性も、ちらほら見かけますが、育児休暇をとる男性は5%という背景は歴然とあります。
子どもが少ない現代は、育児と介護だって背中合わせです。
新時代の『令和』では、どうなっていくのでしょうね。
時短で働く人が引け目を感じることなく、助け合いながら、未来の日本を担う子ども達を皆で支え育てる意識で応援できないものかと思いす。
法規制もいいですが、その前に意識改革なのよね。
仕事は生きるためのお金と直結しているので、確かに責任感をもつことは大事です。
でもそれ以上に優先すべきは、心身健康で朗らかで過ごせること。
まずは問題意識から。
もっともっと人に優しい社会でありたいですね。
3話(4月30日)も、新入社員をめぐる仕事へのやる気をめぐる話で、興味深く観ました。
人のひと言で、モチベーションが上がりもすれば、下がることもまたしかり。
言葉は全てではないけれど、これを口にしたら、おしまいだなと思う禁句は確かにありますね。
急かさない、決めつけない、見下さない。
褒めるにしても、叱るにしても、相手の個性と成長を尊重し信じて発すれば、何かしら響きます。
その話はまた後日に。
読んでくださって、ありがとう。
〇新ブログ開設しました!「丹田呼吸法で、心身を健やかに整える」
〇丹田呼吸法マスター講師として、東京(新宿)レッスンにも登板しています。
次回は、5月11日、18日、6月8日を予定しています。
〇本八幡でも、11月から第3日曜でレッスンがスタートしました!
次回は、5月12日「無理しない、がんばらない~自分をもっと好きになる」(満席御礼、追加あと1名です)
その後、6月9日(募集開始しました)、7月21日の予定です。