こんばんは、ココアこと田中貴子です。


<今回は、先行配信したメルマガ記事を編集して、お届けします>

 

 

先月末での読書会では、テーマが「リセット~本来の自分に還る」と銘打ったこともあり、繰り返し読んでいる本を選びました。

 

 

心に響く言葉があるので、ブログでも一緒に体感してもらえたら嬉しいです。


「ゆるす~読みだけで心が晴れる仏教法話」
ウ・ジョーティカ 魚川祐司=訳 (新潮社)

 

この本は、ミャンマーの僧侶(尊師)、ウ・ジョーティカ師の2つの法話「ネガティブなことへの対処法」「許すこと」が書籍化されたものです。


仏教法話となると難しそうと思われがちですが、易しい言葉で読みやすく、かつ語りかけてくれるような口調なので、静かに心が整えられていくのが一番の魅力かと思います。


マインドフルネス(自分の身体や気持ちの状態に気づく、あるがままに今を受け取る)の在り方の超・入門書としても活用できます。


著者は、ネガティブな物事は、人生には起こりうることで、無視できない。


けれど、ただ(悶々と)考えては語ったりして、(同じ思考に)止まるのでなく、それについて何かできることを見出そうとするならば、それはポジティブであると、とらえています。


そこで、感情(苛立ち・怒り)などで消耗しないように、どう感情と向き合うか?


自動的に反応しないで、穏やかで過ごせるようになるためのヒントが丁寧に書かれています。


苛立ちの現実に、何が起きているのか?


想像がつくかもしれませんが、まず受け取ってみてくださいね。


私もまだまだ心磨きの修行中、あるあるの世界です。

 

苛立ちによってあなたは、今日やるべき本当に重要なことのために残しておく、時間も注意力もエネルギーもなくなるのです。


・苛立ちによって、あなたは他者を傷つけることになります。


苛立ちによって、あなたは公平に判断することができなくなり、攻撃的になります。


苛立ちは恐ろしい顔をつくります。

ああ・・・このことはとても大切です―恐ろしい顔。

人を美しくするものとは何でしょう?

落ち着き、安らぎ、思いやり、そして平静です。
 

  
苛立ちの中にいるとき、感情の奴隷になるとどうなるのか?


答えを言わずとも、そんな状態は誰だってごめんですよね。


ならば、どうしたらいいの?


そんな人に何度も読み返してほしいフレーズがあります。

 

あなたは、自身の幸福に責任をもっている。

幸せで安らぎに満ち、落ち着いて慈愛に満ちた自分自身をつくることに、責任をもっているのです。


柔軟であってください。

固まってしまわぬように。

固まってしまうと壊れてしまう。

自分自身を、壊してしまうのです。

柔軟であってください。   


深呼吸をしながら、大丈夫・大丈夫、ちゃんと自分と向き合おうとしている私が、今ここにいる。


そんな気持ちを抱きながら、唱えていくと、すぅーと静けさを取り戻すことができます。


やってみる、やったらいつもと違う、それで十分です。


そのうちに、自分でご機嫌を直していけるんだと分かると、苛立つ時間も少しずつ、確実に減っていきますよ。


アップダウンの波がなくなれば、穏やかに笑顔でいる時間も多くて、美人になって、周りの環境も変わる。


良いことづくめなのです。


最後に、私がこの本で一番好きなフレーズをご紹介します。


読んでいるあなたの心も、ふわーと更に大きくなりますように。


よかったら、目を通しながら、声に出してみてくださいね。


ゆっくりと味わうように、自分の声を聴くようにね。

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心を育てましょう。


ハートを大きくするのです。


度量を大きくして。


誰かが自分を傷つけるであろうことを知っていても、既にそれを許している状態になれるように。


傷つけられる前に、もう許している。


そうなれたら、どんなに素敵なことでしょう?


私は周囲に見える世界を変えることはできないかもしれない。


しかし、私の中で世界がどんなふうに見えるかを、変えることはできるのです。


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読んでくださって、ありがとう。

 

 

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最新号は「いつもならしないことを”あえて”やってみる勇気」です。

 

 
11月には京都にて開催します。
 
☆11月18日(土曜・京都)「マイブーム」関西シリーズ10回めです!

追加枠も含めて、満席にて締め切りました。
 

https://ameblo.jp/meguru1701/entry-12319876377.html

 

 

来年は1月27日(東京)、テーマは「ぬくぬく心温まる本」で予定しています。

 

 

通算50回めの節目記念となります。お楽しみに!