こんばんは、ココアこと田中貴子です。
<今回は思いきり、音楽ネタです>
つい先日のこの記事 でも、話題にしたアンジェラ・アキさん
(アンジー)の活動休止前のラスト、ツアーファイナルの
武道館ライブに行ってきました。
当初は一人参加のつもりが、
Yちゃんのおかげで、Yちゃんのお姉さんと共に3人で楽しく
過ごせました。ありがとう~。
アンジーのライブは、彼女の初武道館ライブ以来、7年半ぶり!
武道館はまさに彼女にとって”夢の舞台”。
まだCDデビューすら決まってもいなかった、
3年前の2003年9月に、椎名林檎さんのライブに行って、
椎名さんのセットリストの紙に「3年後に武道館でライブをする」
を書いて、それを眺めながら目標にして、宣言通り夢を叶えた
話をしてくれたのが強烈に覚えているライブでした。
その日に会場にいた私たち全員にプレゼントしてくれた
ピンクのハンカチには、(いつまでも夢を持ち続けていて)
「Keep on Dreaming All your life !」の言葉があって、
初披露となった「サクラ色」の音楽で、このピンクのハンカチを右に
左に振りながら、「Keep on dreaming~」の部分を大合唱しました。
私にとって夢実現の憧れの象徴として、長くお宝として存在するモノ。
当時はキャリアカウンセラー資格CDAの筆記試験を控えて、勉強に
励んでいた頃です。↓
武道館につくとツアートラックが目に入り、テンションも上がりました。
似合う人。
パワフルにピアノの鍵盤を上半身全体を使って、表現する人。
関西弁でおもろいことを楽しそうに話す人。
こんなイメージでしたが、今回の衣装はスニーカーを履いて、
らしさを残しているものの、ちょっとドレッシーな黒のワンピース。
途中衣装替えをして、パンツ姿に変身。
ママになった分、貫禄も備えている感じがありました。
(お喋りパフォーマンスの独壇場、バー「ふるさと」のママにも
なったので、3種類かな)
声はますます伸びやかで高く、声量も断然パワーアップ。
当時より男性ファンがずっと増えて、ファンの年齢層も幅広く
感じました。
会場はピアノのあるステージを中心にぐるりと360度。
1万4千人のお客さんだったそうです。
アンジーには、歌への情熱と愛を沢山もらいました。
よく聴いていた初期の作品、「THIS LOVE」 「HOME」
「孤独のカケラ」 「心の戦士」等、やっぱり好きだけれど、
唯一のギター演奏の「輝く人」や、「始まりのバラード」も
メッセージがまっすぐで、生の歌声にじんと浸ってしまいました。
アンコール前には、彼女を一躍有名にした合唱コンクール課題曲
「手紙~拝啓十五の君へ~」を会場の皆全員で大合唱。
会場に歌詞のサポートが流れていたのですが、
この曲は聴いても歌っても、涙腺にぐっと来てしまいます。
人生の全てに意味があるから 恐れずにあなたの夢を育てて
Keep on believing
負けそうで 泣きそうで 消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの?
ああ 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうなときは
自分の声を信じ歩けばいいの
いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて 今を生きていこう
今を生きていこう
(「手紙~拝啓十五の君へ」より)
そしてアンコールでは、デビュー曲の「HOME」を歌い終えて、
10年と長く演奏サポートとして、熱い信頼の絆をもつお二人と
の語らいをもって、もう一曲いい?で思い出の「サクラ色」。
アンジーの呼びかけで、携帯を取り出して、皆で各自ライトを
照らして、星空演出をした曲と同様に、自然発生的に、
1つ・2つ・3つ・・・・とどんどんあちこちから、光が飛び交って
いたのが本当に綺麗でした。(私はガラケーで出来ず)
懐かしのピンクのハンカチを振っている人もおられて、
同じことを考えていた人もあったんだな・・・とファンの温かさに、
アンジーの涙声にまたまたうるる・・・・。
アメリカでは20歳近くも若い人たちと新1年生として学び直す、
アンジーのバイタリティ。
活動も休止してまで、やりたいの意欲は、きっと更なる可能性が
待っていそうです。
会場中で、「待ってるからね」がこだましていました。
これでもういい、十分となると、人は成長が止まってしまいます。
けれど、自分を奮い立たせるように、新しい扉を開くことは、
いつだって思いもよらない出逢いもあるだろうし、発見が
あると思うのです。
それは、元々もっている素晴らしさを改めて知るということも
あるかもしれないし、過去に学んだことが繋がることもあるかも
しれない。
人生の全てに意味があると思えると、
苦しさも、嬉しさも、見せ方が紙一重なだけで、
大事なメッセージが隠されているかもしれないですね。
読んでくださって、ありがとう。
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