他動詞って何? 宇宙で一番簡単な英文法 14 | 【名古屋】TOEIC®TEST満点講師めぐ校長ブログ

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英文法をできる限り簡単に説明したい、英会話大好きな、「めぐさん」こと、西村恵美です。

たぶんご存じだとは思いますが、
I like you.  のlike は動詞です。

でも日本語に訳すと、 「私はあなたが好きです。」ってなりますよね。

主語は「~は」とか「~が」とかの部分、って思っているから、
「あなたが」の部分も主語みたいにも見えかねません。

Iが主語であること、そして、youは主語でないこと、はわかっているかと思いますが、
それはなぜでしょうか?知ってましたか?

それはすべて「語順」です。

英語では、文頭に出てくる名詞(前置詞が前にくっついてないとき)が、主語で、
動詞の後につくものはその動作の「対象」に当たるもの、つまり目的語であることがほとんど。

だから、語順で、I が主語、you が目的語と決まるのです。

日本語は、ここまではっきりしたルールがなく、また語順も結構どうでもいいので、
「私は」「あなたが」「好きです。」でも、「あなたが」「私は」「好きです。」でもOK。
そして、ここでの「あなたが」のがは、「あなたを」の意味ですよね。

日本語では語順が関係ないぶん、代わりに、このような「は」とか「が」とかが
意味を決めているのです。

ここで、like が動詞、という話で、また私が最近の本にも書いた、
「予測読み」の話をさせてください。

I likeで止まると、気持ち悪くないですか?

I like で止められると「何を?」もしくは「誰を」と思いませんか?
だからlike は後ろに何かをつけずにいられない動詞です。

後ろに何かをつけなければ、どうしようもない動詞。
他の単語と結びつかなければ落ち着かない動詞。

そんな動詞のことを「他動詞」というのです。

この「他動詞」とか「自動詞」という言葉を知っていても、
ちゃんと理解していない人が多いですが、

実は英語の語順と骨組を理解するうえで、これ以上に大切なことはありません。

He died.  → ご愁傷様です。。。。「いつ?」「どこで?」「どんなふうに?」「誰と?」「なぜ?」
I like   →えっ、「誰を?」「何を?」がないと文が終わらないよ。

こんな風に、先に「何を」「誰を」もしくは「誰に」という「対象」をつけないと英文にならない、
そんな世界をもつ動詞がほとんど。そしてそれを他動詞といいます。

うん、今日はこの辺にしておきましょう。

また是非、一緒に勉強してくださいね。


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