英語は必ず「前から」読む。 宇宙で一番簡単な英文法 その10 | 【名古屋】TOEIC®TEST満点講師めぐ校長ブログ

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英文法をできる限り簡単に説明したい、
英会話大好きな、「めぐさん」こと、西村恵美です。

いよいよ今回から、動詞の話に入っていきます。
私の英語の読み方の原則は、

「必ず前から読むこと。」

これだけです。

前回までのお話で、

飾りをよけながら、主語を探し、その主語につく飾りをよけ、
動詞までたどり着く。(ときに動詞の前にも、副詞=動詞の飾り)が来る。)

ということを覚えていただきましたか?

今回は、主語+動詞 のその次、の話をします。

英文には、「主語+動詞」で止まる文と、
「主語+動詞」の次に必ず何か来る文との2種類があるのです。

I jog. (  私はジョギングします。)
He died. (   彼は死んだ。)
このような文は、主語+動詞で止まる文です。

ところが次のような形で止まるとどうでしょうか?

I like  (私は好きだ)
I met  (私は会う) 
あえて、ピリオドをつけなかったのは、これらの形のままでは
文とは言えないからです。
だって、なんだか落ち着かなくないですか?

なんで落ち着かないのかというと、
動詞で止まったときに、すぐ後ろに「○○を」とか「○○に」とかを
つけたいからです。

だから、それがないと、「誰を?」とか、「何を?」とか「誰に?」とか
つっこみたくなるはずです。
このように、動詞の後ろにいつもどうしてもつけたい「対象物(人)」を
目的語と言います。

ところが、最初の2つの文は、
その目的語はないのです。

He died. と言われて、「誰を?」とか聞く人はいませんよね。
まずは、「えっ?」とか「ご愁傷様です。」とか、「残念です。」とか言いませんか?
その後につくのは、

「いつ?」「どこで?」「誰と?」「どんなふうに?」「なぜ?」
といったような飾りだけではないでしょうか?
こういう飾りはすべて、動詞を飾るものです。

たとえば、
I jog every day. (   私はジョギングする、毎日。)
He died last month.  (彼は死んだ、先月。)

動詞の後に目的語がつくかどうか、というのは、
動詞が決めることです。

動詞がすべての語順を決めるのです。

目的語と飾りの区別がつくようになると、
英語がわかりやすくなります。

I eat  → 何を?(目的語)
I swim.    → いつ・どこで・どんなふうに?なぜ?(すべて飾り)
I met   → 誰に?(目的語)

動詞で一度止まって、次にどちらが来るか、
考えてみてください。

それがわかるようになれば、文型の意味が
少しわかったことになります。

今日も長くなりました。よかったら復習も是非!
前回の基礎文法はコチラ




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