英会話大好きな、「めぐさん」こと、西村恵美です。
いよいよ今回から、動詞の話に入っていきます。
私の英語の読み方の原則は、
「必ず前から読むこと。」
これだけです。
前回までのお話で、
飾りをよけながら、主語を探し、その主語につく飾りをよけ、
動詞までたどり着く。(ときに動詞の前にも、副詞=動詞の飾り)が来る。)
ということを覚えていただきましたか?
今回は、主語+動詞 のその次、の話をします。
英文には、「主語+動詞」で止まる文と、
「主語+動詞」の次に必ず何か来る文との2種類があるのです。
I jog. ( 私はジョギングします。)
He died. ( 彼は死んだ。)
このような文は、主語+動詞で止まる文です。
ところが次のような形で止まるとどうでしょうか?
I like (私は好きだ)
I met (私は会う)
あえて、ピリオドをつけなかったのは、これらの形のままでは
文とは言えないからです。
だって、なんだか落ち着かなくないですか?
なんで落ち着かないのかというと、
動詞で止まったときに、すぐ後ろに「○○を」とか「○○に」とかを
つけたいからです。
だから、それがないと、「誰を?」とか、「何を?」とか「誰に?」とか
つっこみたくなるはずです。
このように、動詞の後ろにいつもどうしてもつけたい「対象物(人)」を
目的語と言います。
ところが、最初の2つの文は、
その目的語はないのです。
He died. と言われて、「誰を?」とか聞く人はいませんよね。
まずは、「えっ?」とか「ご愁傷様です。」とか、「残念です。」とか言いませんか?
その後につくのは、
「いつ?」「どこで?」「誰と?」「どんなふうに?」「なぜ?」
といったような飾りだけではないでしょうか?
こういう飾りはすべて、動詞を飾るものです。
たとえば、
I jog every day. ( 私はジョギングする、毎日。)
He died last month. (彼は死んだ、先月。)
動詞の後に目的語がつくかどうか、というのは、
動詞が決めることです。
動詞がすべての語順を決めるのです。
目的語と飾りの区別がつくようになると、
英語がわかりやすくなります。
I eat → 何を?(目的語)
I swim. → いつ・どこで・どんなふうに?なぜ?(すべて飾り)
I met → 誰に?(目的語)
動詞で一度止まって、次にどちらが来るか、
考えてみてください。
それがわかるようになれば、文型の意味が
少しわかったことになります。
今日も長くなりました。よかったら復習も是非!
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