✈ Grainothèque シードバンク ③
こちらのつづき。
Grainothèqueとは、
穀物図書館。「図書館」をモデルにした
言葉で、花や果物、野菜などの種を入れて
自由に交換できる場所です。
日本では「種子銀行」「シードバンク」という。
私が住んでいる地域で「Grainothèque」
をみつけ、私も参加したいと思いました。
既にそこにおかれている種をもらって、
家で育てるだけでなく、自分が収穫した
種をシェアしたいなと思ったことから、
いろいろ疑問がわき、調べまくりました。
種を交換するための条件:
□ 植物名、由来、収穫したところ、
収穫日などが明確であること。
私がシェアしたい種は、お店で買った種を
オーガニックの土で、自然に育て、収穫した
ものです。収穫日もわかるし、保管状況も
大丈夫と思う。種の状態もよさそう。 (°∀°)b
※ 「由来が明確な原種(固定種)」の意味が
やっぱりよくわからない。「非遺伝子組換え」
表記がされていましたが、だからといって原種
なのかどうか・・。たぶん、大丈夫。要確認。
※ 種の収穫時期について・・。
私がシェアしたい種は、一昨年に収穫したもの。
きちんと保存していれば種は5年ぐらい持つといい
ます。大丈夫か心配だったので、ひとまず、その種を
植えて、試しに育て始めました。ぶじ芽が生えて来た
ので大丈夫そうです。
□ 種の種類
私がシェアしたい種は「ラークスパー」と
いうお花です。
「非遺伝子組換え」という表示付き。
「Grainothèque」では、野菜や花の種を
扱っています。
情報メモをつける:
必要情報を書いたメモを種の袋に付けます。
semence à partager: 共有する種
① Nom: 植物の名前
② Provenance: 収穫場所
③ Date de récolte: 収穫日
④ Note: メモ
種を育てるために知っておくといい情報。
種を蒔く時期、最適な場所、 土壌、日陰、
日向など・・。
必要情報を書いて担当者に見せて確認した
ところ、大丈夫でした。この種を誰かが
もらって、育ててくれると嬉しいです。
せっかくなので、私もシードバンクから種を
少しもらって来ました。もう5月も終わり
なので、あまり種類が残っておらず、
かろうじて残っていた「マーガレット」の
花の種を少しだけ貰いました。大切に育てて、
次につなげられたらいいなと思います。
こうやって、人々がそれぞれの思いや種を
持ち寄り共有し、心をつないでいく。
喜びや幸せが広がっていきます。
こういうちょっとしたことに、私はとても
幸せを感じます。育てた種が育ち、花が
咲いたら、感動すると思う。
- - - - -
シリーズ:
✈ Grainothèque シードバンク ③ <この記事>
いつもありがとうございます。