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✈ 本日のフランス語:DELF 受けました。

 

 

フランス語の試験、DELFを受けました。
私が受けたのは一番下のA1レベル。すまいる

よく仏検(フランス語検定)と比較されて

いますが、DELF A1は仏検3級程度と

されているようです。

 

 

A1に必要な語彙数は、1700語ほど。

※ 日常会話で必要とされる語彙数は2000語ほど。
学習の目安は60から100時間。
読み・書き・話す・聞くの4技能が

バランスよくできないと合格できない。

(((( ;°Д°))))

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

試験概要:
 

Chapitre 1: Compréhension écrite

聴解:録音された日常生活の事柄に関する

3、4つの非常に短いテキストを聞き、設問に

答える(聞き取り回数:2回)。


Chapitre 2: Compréhension orale

読解:日常生活の事柄に関する複数のテキスト

を読み、設問に答える。

 

Chapitre 3: Production ecrite

文書作成:試験は以下の2部で構成される:

- カードや申請書に記入する
- 日常生活上の話題について簡単な文
(葉書、メッセージ、説明文など)を書く。

 

Chapitre 4: Production orale

口頭表現:試験は以下の3部で構成される:
    - 面接官の質問に答える 
    - 情報を交換する 
    - 状況を設定して会話を展開する

 

 

筆記試験時間合計:1時間20分
*100点満点
*合格最低点:100点中50点
*各試験に必要な最低得点:25点中5点

 

A1

日常生活の具体的なできごとや自分の意思を
簡単に伝えることができる。自分や他の人物
紹介などができる。また相手がゆっくり繰り
返し話してくれれば内容を推察することができる。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

 

A1レベルから面接試験があります。Σ(・ω・;|||

初心者レベルという設定のわりに、

ある程度の会話力を求められます。

試験対策に動画を観て、驚きました。

((((((ノ゚⊿゚)ノ  

 

受験者が、ペラペラ喋ってる!!

日頃から、人と会話し、相手の話を

聞いたり、自分が言いたいことを

伝える練習が必要です!!

 

 

面接、かなり緊張しました。(((( ;°Д°))))

全てフランス語。スタッフの指示に

したがい、待合室で待機したり、

別室に行って準備したり試験に

臨みました。

 

 

面接官は女性2名でした。

Bonjour! Enchantée! と挨拶し、中へ。

面接官が簡単な自己紹介をし、

「Enchantée!」と挨拶し始まりました。

先ず、面接試験の流れの説明があり、

最初のパートに入りました。

 

 

① 面接官の質問に答える(自己紹介)

Comment vous appelez-vous? 
Quelle est votre nationalite? 
Où habites-tu? 
Quels sont vos loisirs? 

 

家族についても聞かれました。
趣味のところで、走るのが好きでハーフの

マラソンを走るという話をしたので、

それに関する質問や応答がいくつかありました。

 

 

② 情報を交換する

単語が書かれたカードの中から6つ選んで、

その単語を使った質問をする。

即席で質問を作る力を見るのですね。

事前に準備もありましたが、時間はそんなに

ないので、やはり会話力として思ったことを

すぐ質問できるかどうかを見られます。

 

key ポイント:
□ 同じスタイルの質問を極力避ける
例えば、はい・いいえで答える形の質問を単語だけ

変えて繰り返し使わない。私は、オープンクエスチョン、
英語でいう「5W1H」を意識して使うようにしました。

 

□ 自分が知っている単語や内容の質問をする
受験者が与えられた単語の中から選んで質問をし、

面接官がそれに答える。時々、会話に発展するような

質問が面接官から来る。内容を知らないと答えられない。

適当に答えても、面接官には理解していないことが

バレると思う。

 

□ 質問は順序立て、会話になるよう構成する
上のことを踏まえて、余裕があれば質問する内容を順番

立てると、自然な会話となるので相手にもこちらの質問

が通じやすいし、こちらも相手から質問があった場合に、

答えやすく、全体的にスムーズな印象が残る。あくまで

試験後に思ったこと。全体の流れまで把握して質問を

構成するほどの余裕があるのであれば、A1レベル以上

だとは思いますが・・。A1受験者にもフランス語会話

ふつうに出来ている人たちを見たので、受験者のレベル

かなりばらつきがあると思います。これについては、

別記事に書きます。

 

□ 自分が発音しやすい単語を選ぶこと。
私の場合ですが、自分が発音しやすい単語は相手に

通じやすい単語だと思います。日頃から発音をすること

大事ですね。苦手意識のある単語や音に取り組み、

通じる発音を心がけること。

 

 

③ 状況を設定して会話を展開する

ロールプレイ。マルシェ(市場)での買い物

を想定して、家で練習をしていたのですが、

本番は、旅行先でするアクティビティを選び

買い物するロールプレイでした。

 

3つの選択肢。業者(面接官)にいくつか

質問をし、最終的に1つ選んでチケットを

買う。

 

 

key ポイント:

□ 自分が話しやすい流れを作る

家族でアクティビティをする設定だったので、自分に

当てはめてやりやすかったです。

 

□ 選択するための決め手になる質問をする

私の場合は、観光のミニ電車のツアー時間や水族館の

目玉(特徴)について質問しました。買い物なので

料金を聞くことは大事。

 

□支払いはカードでOK

裏技としてカードを使うといい。支払いの選択肢に、

現金だけでなく、小切手やクレジットカードが入って

います。ちなみに、私は最初はお金で払おうとしました

が、向こうからカードでも使えますよ・・と言われ、

即カード払いに変えました。その方が楽なので。(笑)

現金払いばかり考えていましたが、確かにいつもは

カードを使うので、この方が自然な流れです。

後で読んで気づいたのですが、ココにもヒントとして

書いてありました。

 

 

□ 挨拶は大事
これは自然にやっていることなので、私自身は特に

問題はなかったのですが、ロールプレイが始まったら、

まずは「Bonjour, madame.」「Bonjour, monsieur」

と挨拶をすることは大事です。相手といきなりやり取り

することは、日常生活ではないです。もし、日頃から

お店の人に挨拶をしない習慣がある場合、こちらでは

直した方ががいいです。

 

支払いを済ませ、会話が終わるときにも挨拶は必要。

Merci.
Bonne journée!
Au revoir.


 

面接試験の終わりに・・

最後のパートが終わると、面接官が試験終了

といいます。この時に私は面接終了時の癖で、

「Merci pour votre temps.」
(お時間ありがとうございます。)と挨拶し

静かに部屋を出ました。

 

後で、いろいろな人のブログを読んでいたら、
Je vous remercie de m'avoir consacré du temp.
(お時間を割いて頂き、ありがとうございました。)

と書いてありました。丁寧な表現。

 

 

感想:
受けてよかったです。試験対策をしたことで、

特に苦手だった質問文、時制や冠詞などを

意識的に学ぶことができました。面接時は、すっと

質問が出ず、表現を変えたりすることもありました。

間違えなどもありましたが、おかげさまで失敗や

ダメだと思ったところ、こう言いたかった・・と

内容が記憶に残り、家に戻って学び直しました。

 

 

REF:

http://www.delfdalf.fr/delf-a1-speaking-test.html

Oral production DELF A1 All Public (動画)

 

 

口頭試験の方のメモが長くなりました。

筆記は別記事にします。

 

 

いつもありがとうございます。