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数字でみるニューヨーク:タイムズスクエアのカウントダウンに集まる人:100万人:12/31/10

New York by numbers 12/31/10

2011年タイムズスクエアのカウントダウンに集まる人:100万人

世界的に行なわれるタイムズスクエアのカウントダウンは、日本の年明けから14時間遅れで行なわれる。

どういうものかというと。。。まず巨大なクリスタルボールがブロードウエイと7番街と43丁目が交差する中州のようなエリア(スクエア)にあるワン・タイムズ・スクエア・ビルという建物の屋上のポールに設置される。新年1分前の11:59pmからこのニュー・イヤーズ・ボールが下降を始め、6メートル下の“2011”の数字まで降りた瞬間年が開けて数字が点灯! その瞬間周囲の高層ビルから大量の紙吹雪が吹き出し、摩天楼の空を覆う。
これを見に集まる人100万人!!
それ以外にもメジャーなテレビチャンネルはすべて生中継しアメリカ中の人が家やお店で見ながら、最後の10秒間はいっしょにカウントダウン、年明けの瞬間「Happy New Year!!」と叫んで鳴りものを鳴らし、クラッカーがはじけ、隣の人とキス。。。というおなじみの大セレブレーションに!

これだけでもすごいが、さすがニューヨーク、話題のネタがいっぱいだ。

まずボールドロップに使われるクリスタルボール。
2007年から発光ダイオード(LED)のクリスタルが導入されたが、
今年のボールもウォーターフォード製で直径12フィート=およそ3.6m
重さ約5トン
2,668枚ものクリスタルで覆われた球体は、フィリップス・ルミレッズ社製の高出力発光ダイオード、ルクシオン・レベルを32,256個を装着。落下時にはまるで万華鏡のごとく、無数のパターンを織り成すという。

ここからがすごい! この光の一部はなんと「人力発電」でまかなわれている。
タイムズスクエアにあるビジターセンター内に派11月から2台の自転車が設置。その場で自転車をこぎ人力エネルギーで電力を蓄積。スポンサーは乾電池メーカー大手のデュラセル社で今年で3年目。イルミネーションを10~15分灯すためには、述べ230時間分の電力蓄積が必要という。

最後にもうひとつ、
新年を迎えた瞬間に使用される紙吹雪はなんと重量1トン。
この紙吹雪にNEW YEARS WISH(新年への希望)を書こう! というプロジェクトもある。これもビジターセンターで、コーナーに紙吹雪とペンが用意され、好きな言葉を書く事ができる。壁には「今年こそ恋人ができますよに」「ダイエット成功!」「健康な赤ちゃんが生まれますように」といったパーソナルなものから、「PEACE, LOVE, DREAM」なんていうメッセージまで色々。

みんなの夢や希望を書いた紙吹雪をニューヨークの空に飛ばそうなんて素敵なアイデアではありませんか!?

ちなみに私が書いたのは一言「HOPE, 希望」
生まれたばかりの新しい年、新たな希望を持って生きて生きましょう!!




数字でみる今日のニューヨーク:5.5はラッキーナンバー(クリスマス商戦大成功!)12/28/10

New York by numbers 12/28/10

売り上げ:5.5はラッキーナンバー:クリスマス商戦大成功!!


5.5%増。
全米小売り連盟が発表した今年のアメリカのクリスマス商戦(11/5からクリスマスイブまで1ヶ月)の売り上げ、去年に比べて5.5%増加。
これは大変な数字である。シャンペンで乾杯したいくらいだ。

まずクリスマス商戦は、店によっては1年の1/3から半分を売り上げる。逆にいうとここで売れないと大変な事になる、アメリカ小売業、そしてアメリカ経済のまさに生命線がクリスマス商戦なのである。

2008年リーマンショックの年のクリスマスは悲惨だった。前年に比べマイナスを記録してしまったのである。
翌年はようやく0.4%アップした。
今年の予想は2.3%増だったが、見事にクリアしたばかりか倍近い数字。
売り上げ総額は$584 BILLION.(5840億ドル)日本円でおよそ50兆円。    
どこかの国の国家予算並みものすごい金額である。

売り上げが伸びた最大の理由は、劇的な値引き合戦である。クリスマスの1ヶ月以上前から大幅なディスカウントが始り、デパートでさえ直前には6~70%引きは当たり前になっていた。
もう一つドラマチックに伸びたのはネットでの購入。なんと12%増。最大の理由は大手が軒並み「フリーシッピング(無料配送)」をかかげた事。

最後に、なんでまたこんなにクリスマス商戦がアツいのか? と日本人によく聞かれる。
その答えは、アメリカ人のクリスマスはプレゼント交換がハイライトだから、
と言うしかない。それも家族全員でプレゼント交換する。親戚、友人、同僚。それぞれ20個や30個買うのは当たり前。あまりに数が多いから最初にリストを作って計画的にショッピングする人がほとんど。

ともあれ2011年を目前に5.5%という数字を見て、アメリカ人はかなりホっとしているのは間違いない。






数字でみるニューヨーク12/27/10: 一晩で17億円(支出)

New York by numbers 12/27/10

支出:1インチ8500万円 または、一晩で17億円


降った降った、
昨日の午後から降り始めたから18時間近く降った雪。
ハリケーン級の発達した低気圧(最低気圧960ヘクトパスカルでカテゴリ-3のハリケーン並み)に北極の空気がふれたため、まるでスキー場のスノーマシーンを数万個一気に全開したようなブリザード。
さらに摩天楼の光も見えないほど真っ白にホワイトアウトされた中を稲光と雷鳴が鳴り響く、地獄のように美しい光景が繰り広げられたのだった。
セントラルパークの積雪は20インチに達し(51センチ)、12月としては1948年以来の記録となった。

しかしマンハッタンはそれでも止まるわけにはいかない。
主要道路がシャットダウンされないよう除雪車が一晩中稼働し続けた。
この作業は清掃局員の仕事で、一晩に4800人の職員が365台の塩まき(雪を溶かすため)マシーンと1700の除雪車で、トータル8000マイル(およそ1万3千キロ)の道路を走りまくるのである。
この総予算が積雪1インチ(2.5センチ)につきワンミリオンダラーズ。およそ8500万円。
つまり20インチ降ったから、一晩で17億円使ってしまった事になる!!

6月12日(土)のニューヨーク

What's up guys?

あっと言う間に夏になりました。

実はこの春から新たな「書き仕事」が増え。。。

http://www.rny.jp/magazine.php


ここでニューヨークからのニュース、ほぼ毎日更新しています。

特集記事も書いているので読んでね。
間もなく、ワールドカップ関連記事がアップ!(アメリカがイギリスに引分け! という奇跡
のニュース!)

JFMのフラワーズも毎週放送&更新中

最新のブログエントリーは、総理交代へのアメリカの反応

http://www2.jfn.co.jp/blog/wfn/2010/06/post_200.html



ということで、いつも自分のブログが後回しになる状況、何とか打破しなければ!!!

じゃあここで1曲聞いてリフレッシュしよう!(すぐこうなる)

今一番元気がでる
Timbaland feat. Katy PerryでIf I Ever Meet Again

http://www.youtube.com/watch?v=KDKva-s_khY&feature=related


See YA XD

ショーン・ペンがハイチで闘っている!

結局これを書かなければと思って、めんどくさいのをガマンしてログインしました。

今夜のCNN AC360でショーン・ペンがハイチから生出演。
地震直後から3週間ハイチに滞在した彼、また現地に戻っているんです、この人は。

それだけでなく、自身のファウンデーションで難民キャンプの面倒を見て来ているんです。
ところが数日前に大雨が降り、4万5千人もの人が暮らすキャンプは泥の海と化して、
一刻も早くこの人々をどこかドライな場所に移さなければ、
伝染病が蔓延するのは時間の問題。
しかもあと1ヶ月もしないうちに雨期になり、続いてハリケーンシーズンに突入。
事態は切迫している。それを伝えるショーンはほとんど絶叫していた。
あの時のACの絶叫レポートを思い出した人も多い事だろう。

結局多くの募金がちゃんと届いていないという状況もあるようだ。
食べ物はあるけど、お米だけ。みんなが栄養失調だ。
ちゃんと家は作っているのか?
テントさえないという人もいる。いったいどうなっているんだ?
知らない事が多すぎる。

自分であそこに行くことはできないし、
世界中にはこういう場所はいっぱいあるのはわかっている。

でもショーンのおかげでわかった事を今一人でも多くのみなさんにお伝えしたい、と思うからこれを書いている。
みんなもこれを一人でもいいから誰かに伝えてくれるといいと思う。
それがネットの力だもんね。

少なくともショーンのファウンデーションにお金を送れば、今テレビで見えている人たちを助けることはできる。そう思ってすぐ募金した。
日本から彼のところに募金できるのか?
ごめんね、ちょっとまだ調べきれていない。

それにしてもこの役割はとてつもなく重い。彼の決意と実行力には本当に頭が下がる。
すごいです、ショーンさん。
アカデミー賞以上に素晴らしい。

ハイチ情報、これからもアップデートします。

このレポートAC360で見れます