不登校の親の特徴?それは幻想! | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。

モンテッソーリ教師のめぐみです。

ご訪問いただきありがとうございます。
 

 

 

 

 

子どもが不登校になる親御さんの特徴を

 

よくネットでみます。

 

 

 

特徴なんてどうでもいいじゃーんって

 

思いながら見ていました。

 

 

 

 

だってどれもこれも

 

親を責めているように思えたから。

 

 

 

 

例えばこんな特徴です。

 

 

 

過干渉だったりとか

 

否定的だったりとか

 

感情的だったりとか…

 

 

 

 

まあ、私は

 

どれも当てはまりましたけど(笑)

 

 

 

 

でもこれって

 

めっちゃ表面的じゃないですか??

 

 

 

 

 

 

こういった表面的なところにだけ注目しても

 

根本的には解決しないと思うし

 

逆効果なんじゃないかなぁ〜って

 

私は思います。

 

 

 

 

 

 

私はこんな風に言われても

 

到底受け入れられません。

 

 

 

 

 

だからこういう情報は

 

見ないし、知らんぷりしていましたてへぺろ

 

 

 

 

 

 

もし、こういう特徴があるとして

 

それを直そうと頑張っても

 

難しいんじゃないかなぁ〜なんて

 

思ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

なぜならば

 

こういう特徴は

 

別の色々なことが原因で

 

無意識のうちに

 

表面に出てきてしまったもの

 

だと思うから。

 

 

 

 

 

 

 

根本的には

 

別の課題があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それで!!

 

 

私の知っている

 

不登校の子どもを持つ親御さんは

 

素敵な方ばかりですよおねがい

 

 

 

 

 

特徴があるとしたら

 

こういう特徴かなぁって思います。

 

 

 

 

 

繊細なところをもっている。

 

 

すごくがんばりやさん。

 

 

頭がいい。

 

 

優しい。

 

 

 

 

 

 

周りにいる不登校の親御さんを

 

眺めてみてください。

 

 

 

 

こんな方が多くいませんか??

 

 

 

 

 

 

 

だから…

 

親が自分の素敵なところを再発見して

 

子どもの不登校をきっかけにして

 

今まで以上に輝いて生きられたらいいな〜

 

なんて思ったりしていますおねがい

 

 

 

 「過干渉、否定的、感情的」はどこからくるの?

 
ここに1人の母親がいます。
 
名前はリカ。
 
 
リカさんは、とてもがんばりやさんです。
 
 
子育てしながら
フルタイムで働いています。
 
 
大好きだった仕事ですが、
子どもを育てながらなので
残業はほとんど出来ません
 
 
出来る範囲で頑張ってはいますが
同僚に比べ仕事量は少ないようです。
 
 
同僚がチームリーダーになり
リカさんはリーダーを支えるように
仕事をしています。
 
 
身体が弱い子どもが時々病気になるので
周りの人に頭を下げながら
休みをもらうこともあります。
 
 
仕事をどうしても休めないときは
義理の両親に子どもの看病を
お願いすることもありました。
 
 
「こんな時まで働くなんて
 子どもがかわいそう。
 私が子育てしていたときは
 子どもの看病は
 誰も手伝ってくれなかったわよ。」
 
と嫌味を言われることも時々あります。
 
 
 
会社では、
「母親は、いいよね。
 子どもを理由に休めて。」
なんて陰口を叩かれながらも
仕方ないと我慢しています。
 
 
夫は多忙過ぎて
家事や育児を頼めません。
 
 
 
そんなとき
 
子どもが大好きなハンバーグを
頑張って作ったリカさん。
 
子どもを呼びに行くと
子ども部屋は散らかり放題!
 
文句を言いそうなところを
グッと我慢して
「ハンバーグよ♪食べにおいで!」
というと、子どもが驚きの返事を!!
 
「えー!!またハンバーグ?
 今日はカレーが食べたかったのに!!」
 
 
リカさん、一気に怒りが湧いてきました。
 
「じゃあ、食べなくていい!!!ムキー
 
と言って、カレーを皿ごとゴミ箱へ
投げ捨てました。。。
 
 
 
 
゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜
 
 
これを読んで…
 
 
リカさんを酷い母親だと思いますか?
 
 
感情的になる特徴があると言えますか?
 
 
感情的な特徴を直したら
 
すべてが解決すると思いますか?
 
 
 
 
私は思えないんですよね。
 
感情的になるのは
 
性格じゃないのだと思います。
 
 
 
感情的になるのは
 
とても頑張って頑張って
 
生きていて、
 
心の中に沢山のものが
 
溜まっているからです。
 
 
 
 
 
こんなに頑張っているのに
 
どうしてそんなこと
 
言われないといけないの?
 
 
 
誰も私のこと、わかってくれない。
 
 
 
なんでもっと上手く出来ないんだろう。
 
 
 
私って駄目だなぁ。
 
 
 
私ばっかり頑張ってる。
 
 
 
もう疲れた。。。
 
 
 
 
 
こんな思いを抱いているかもしれません。
 
 
 
とてもとても
頑張っているのじゃないかなぁ。
 
 
 
 
リカさんの例で
 
最後に爆発する怒りを抑えたとしても
 
それはただ先延ばしにしているだけです。
 
 
 
きっと近いうちに爆発するんです。
 
 
 
 
もし感情的にならないようにするのなら
 
自分に対して癒しが必要だと思います。
 
 
 
 

 「過干渉、否定的、感情的」は自然と消える

 
リカさんは私です爆笑
 
 
違うところもありますが
 
大体こんな感じの体験はしましたね(笑)
 
 
 
感情的になるのは
 
性格だと思っていました。
 
 
 
だから、
 
感情的になることを我慢しようと
 
頑張っていたこともありましたよ。
 
 
 
でも無理でしたえーん
 
 
 
 
次こそは!!
 
次こそは怒らないぞ!!
 
 
 
固く決意するものの
 
また怒ってしまう。
 
 
 
どうにもならない。
 
なんてダメな母親なんだろう。
 
 
って思っていました。
 
 
 
 
 
無理なことをしようとしていたから
 
出来なかった。
 
 
 
 
 
怒ることをやめようとするのではなくて
 
心に溜め込まない方が大切です。
 
 
 
 
自分の心を癒やして
 
いくことの方が大切です。
 
 
 
 
 
 
 
 
頑張り過ぎなくて大丈夫です。
 
 
 
 
目上の人に嫌味を言われたら…
 
大声で怒鳴り散らしてもいい。
 
 
 
会社で嫌なことがあったら
 
上司や人事部に、相談したっていい。
 
 
 
仕事を変えてもいい。
 
 
家事をやらなくてもいい。
 
 
部屋が散らかっていてもいい。
 
 
レトルトのカレーだっていい。
 
 
旦那さんに泣きついてもいいし
 
実家に帰ってもいい。
 
 
 
やりたいようにやっていいんです。
 
 
 
私は
 
自分の「ワクワク」を最優先する
 
時間をとりました。
 
 
 
食事も洗濯も掃除も
 
手を抜きました。
 
 
 
 
そして、
 
自分の気持ちを見つめて
 
そこを癒やしていきました。
 
 
 
 
「私ばっかり頑張っているようで
 
 悲しいって思っているんだね。」
 
 
 
「酷いこと言われて
 
 傷ついているんだね。」
 

 

自分が自分のことをわかってあげる。

 

 

 

誤魔化さずに

 

悲しんで

 

悔しがって

 

怒りの気持ちだって感じていい。 

 

 

 

悲しいね

 

悔しいね

 

怒りたくもなるよね

 

 

 

そんな風に自分の1番の理解者に

 

なってあげるといいですね。

 

 

 

 

そうしているうちに

 

自分の気持ちを俯瞰して見られるように


なってくるかもしれません。

 

 

 

 

同僚などの心ない言葉に

 

どうしてこんなに傷つくのか???

 

 

 

義理の両親の

 

ダメ母扱いにどうしてこんなに

 

罪悪感と怒りを感じるのか???

 

 

 

 

一番、自分が自分のことを

 

許せていないのかもしれない

 

な~って思いました。

 

 

 

 

母親としても

 

社会人としても

 

妻としても

 

個人としても

 

何一つ満足にできていない自分を

 

許せていないのは私。

 

 

 

 

 

自分を受け入れて

 

肯定していくことが必要

 

なのじゃないかと気が付いたんです。

 

 

 

 

 

 

自分は自分を一生懸命生きている

 

その時点で100点満点なんです。

 

 

 

 

いつも一生懸命生きてくれて

 

ありがとう!!!

 

 

 

 

一番最初に感謝した方がいいのは

 

自分自身に対して、かもしれませんね。

 

 




ここでは「感情的」を書いてきましたが


過干渉も否定的も感情的も


いつの間にか


消えていることに気がつきましたよ。





 

 まとめ

 

リカさんの現状はどんな感じでしょうか。ウインク

 

 

 

 

仕事は同僚に感謝しながら働いています。

 

 

できる範囲の仕事を一生懸命しています。

 

 

仕事で多忙の夫に感謝し

 

夫が喜ぶことをしようと心がけています。

 

 

義理の両親へは感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

でも、いやなことを言われたら

 

「嫌だ」と気持ちをはっきりいいます。

 

 

家事は楽しんでできる範囲のことをしています。

 

 

苦手な部分は、

 

楽しくなるように、楽できるように

 

工夫しています。

 

 

子どもは、自分のことは自分でできるので

 

ほうっておきます。

 

 

 

子どもはメニューが気に入らなくても

 

露骨に嫌だとは言わないようになりましたが

 

もし言ったとしたら

 

「せっかく作ったのに、悲しい~」と気持ちを伝えます。

 

 

 

自分のワクワクするような楽しい時間を

 

毎日過ごせるようにしています。

 

 

 

でも、落ち込んだときは

 

大声で泣いたり

 

誰かに話しを聴いてもらったりします。

 

 

 

 

 

あ、このリカさんも、ほとんど私です。笑

 

 

 

状況があまり変わらなくても

 

自分で変えられる部分は沢山あるし

 

マインド1つで180度変わったりします。

 

 

 

 

不登校の親の特徴なんてものは幻想です。

 

 

私は、断固認めません!!笑

 

 

 

でももし

 

思い当たる部分があったとしたら

 

それはとってもとっても頑張っている証です。

 

 

 

 

そこまで頑張っている自分を

 

誉めてあげてくださいね。

 

 

 

 

 

そして、

 

自分の気持ちに目を向ければ

 

簡単に変化することも

 

忘れないでくださいね。

 

 

 

ここまでお付き合いいただき

 

ありがとうございました。