不登校で得た意外な能力 | 不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

不登校はプレゼント ~不登校や病気などの試練は、本来の自分らしい輝きを取り戻し生きるための素晴らしい贈り物~

子どもの中には、人生の道しるべとなる内なる教師がいます。
本来持っている生命力を取り戻し、子どもが内なる教師の声を聞き、力を発揮できるようサポートしていきましょう。
不登校や病気などの試練は、とても素晴らしい贈り物になり得ます。

こんにちは。
 
国際モンテッソーリ教師(3~6歳)のめぐみです。
 
ご訪問いただきましてありがとうございます。
 
 
不登校になり
学校へ行かなくなると、

勉強や将来について心配したり
 
社会性について不安になったりしますよね。
 
 
 
今日はその社会性、
 
他人とのコミュニケーションについて
 
書こうと思います。
 
 
 
我が家の息子(小6)は
小学校に上がって1年もたたないうちから
友達とのコミュニケーションで
何度となくトラブルを起こしていたようです。
 
 
学校に呼び出されることや
学校から電話がかかってくること、
相手のお子さんのご家庭に
謝罪をしたり、お詫びをしたりもしました。
 
 
一番言ったらいけないだろうということを
言ってしまうのだそうです。
 
 
友達の気持ちにまで思いを馳せることは
あまりしていなかったのかもしれませんね。
 
 
 
この相手の気持ちを感じ取る力、
 
不登校になってから身に付きつつあるようです。
 
 
 
年齢的なものもあるかもしれません。
 
丁度思春期に差し掛かる年齢ですものね。
 
 
ですが、
 
不登校になって苦しんでいる最中に
 
実はこんな素晴らしい能力が芽を出していたのだとしたら
 
それは、とっても素敵じゃないですか??
 
 
詳しく書きます。
 
 
子どもが不登校になると
周りの大人は不安になります。(我が家の場合です)
 
 
 
学校に行った方がいいんじゃないか。
 
学校に行けないのは、本人の心が病んでいるせいではないか。
 
ゲームばかりしていたら、ダメになっていくのではないか。
 
 
 
こんな感じで、不安になったりするのですが
この不安、裏を返せば今の本人を否定していることになったりします。
 
 
 
学校に行かない息子は弱い子どもだ。
 
今の息子は心が病んでいるように見えるほどひどい状態だ。
 
今の息子はゲームばかりしているから未来は絶望しかない。
 

 
子どもは親が自分のことをどう思っているのか

どうにかして知ろうとしているかのように見えました。
 
 
 
 
「そのままの自分でも愛してもらえているのか」
 
「自分のしていることで親を悲しませていないか」
 
「自分は生きていてもいい存在なのか」
 
「周りの人を幸せにできる存在なのか」
 
 
などと自分はどう思われているのかを知ろうとします。
 
 
 
 
ちょっとした表情から
 
ふとした言葉の表現から
 
何気ない態度から
 
探ってきます。
 
 
親の不安や心配を見抜きます。
 
 
 
そこに不安や心配を見つければ
 
子どもは自信を失い
 
子どもの状態は悪くなり
 
親子の間に壁が生まれます。
 
 
 
今のままの子どもが大好き
 
今ある幸せに心から感謝する
 
未来の不安や過去の後悔でなく、今を楽しむ
・・・
 
 
私の心がすっきりとしていくにつれて
子どもの状態はどんどん良くなっていきました。
 
 
 
こういう辛い状況を通り過ぎたころ
 
そこに残ったのは他者の感情や気持ちに気づく力。
 
 
 
そして、この年齢で絶望感を味わっているという経験は
似たような経験をしている人の気持ちがわかるという能力も生みます。
 
 
1人で家で過ごした時間があるからこそ
関わってくれる人を大切にできる能力も生みます。
 
 
現在の息子は
毎日、ゲーム実況の動画をアップしていますが
視聴者の方とチームを組んで
ほぼ毎日活動しています。
 
 
 
自分のやりたいことに協力してもらっているようです。
 
自分の情熱に周りの人を巻き込んで
やりたいことを実現しているのです。
 
 
そして視聴者をとても大切に思っているのが伝わってきます。
 
 
 
こうやって自分の中に芽生えたコミュニケーションの源は、
使うことでどんどん洗練されたり深められたりできるのでしょう。
 
 
その子に合ったコミュニケーション方法が
身についていけばいいのかな~と思っています。
 
 
 
これからも、うまくいかないことはたくさんあるでしょう。
 
誤解されたり、嫌われたり
 
傷つけてしまったり、傷つけられたり。。。
 
 
そういう現実からたくさんのことを学ぶのでしょう。
 
 
 
だけももし、どうにもならなくなってしまったら、、、
 
そのときは、話を聴いてあげられるように
 
また、親に相談したいと思える関係でいられるように
 
私自身も成長していきたいと思っています。
 
 
 
不登校だからこそ、得ることができる能力はたくさんあるのです。
 
 
それは、他の人が味わったことない経験なので
希少価値にもなるかもしれませんよ。
 
 
 
登校している状態と不登校の状態、
 
そのどちらも知っている不登校の子ども達。
 
 
いろんなことが見えているかもしれませんね。
 
 
今日はここまで
読んでくださりありがとうございました。