66億円ゲーム実験 | 不完全なままで完全である

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◇サイキックです、心のことのおたくです、保育士もやってます◇

66億円ゲームについて。

ちなみに、これはただのゲームです。

なので実際にお金を用意するとか使う必要はなし。

 

 

<あなたの手元にこれから365日お金が入ってきます。金額は初日10万円で、毎日10万ずつ増えていきます。ルールはただ一つ「その日のうちに使い切ること」です。>

 

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1日目 10万円を使い切る。

繰り返すが「実際にお金は使わない」。

もちろん、クレジットカードも使わない。

ただの「空想ゲーム」なのだ。

 

2日目は 20万円を使い切る。

3日目は 30万円

 

 

という具合に、1日ずつ10万円増やしながら「1日で使い切る」という遊び。

 

365日続けると66億円になるらしいので66億円ゲームというわけ。

 

 

例えば・・

 

1日目・・冷蔵庫を買う(もちろん空想で!)

2日目・・パソコン、洗濯機(繰り返すが空想で!)

3日目・・両親、兄弟家族へお小遣いとプレゼント

ルールは「その日に使い切る」こと。

 

 

 

これを30日間続けてやってみた。

 

過去にも2度ほどこのゲームをやってみたことがある。

が。その時は10日ほどでやめてしまった。

理由は、何に使えば良いのか分からなかったから。

 

 

今回、30日続けてみたのだけど、過去の2回とは違った。

違ったことは楽しさ。

毎日すごく楽しかったのだ。

とにかく、このゲームをすることにワクワクした。

 

 

調べてみると、このゲームの目的は「お金の概念を変える」ことのようだ。

 

私のお金に対する概念が変わったかどうかは、今のところ分からない。

でも、ちょっとした感覚の変化は感じられた。

 

 

例えば買い物へ行ったら、金額を気にしていた私。

そんな私が「一番欲しいもの」を自然に選ぶようになった。

 

 

一番欲しいものが、予算的に買えないこともある。

けれど、だからと言って「あ、足りない」「買えない」とテンションが下がらない。

空想ゲームをしている時と同じように「今日は買えない」という感じ。

 

「買えない」と「今日は買えない」とでは雲泥の差がある。

というか全く違う。

 

「買えない」は、「私には買えない」という状態がずっと続く感じ。

それに対し「今日は買えない」は、「本当は買えるだけのお金はあるけど、たまたま今日は買えないんだよね」という感じなのだ。

 

脳は「イメージ(想像)」と「現実」の区別がつかないと聞いたことがある。

だから、このゲームを繰り返していたことで、私の脳内の感覚が変わったのだと思う。

実に面白いではないか!

 

このゲームを行ったのは10月。

 

しばらく時が空いてしまったせいか、私の脳内はまた元に戻ろうとしているようだ。

なので、また1日目から始めようと思っている。

 

 

過去に続かなかった時は、お金に対する制限が大きかったかも。

 

ただのゲームなのに、そのゲームさえも楽しめないくらいの制限。(どんな???)

欲しいものも現実味を帯びたものばかり。

例に挙げたような「洗濯機・冷蔵庫」のように

「今、現実的に買い替えたいもの」「どうしても必要なもの」など。

 

 

ゲームだから、別に休暇が取れなくたって、休暇が取れたと思い楽しめばいい。

ビジネスクラスで行く海外旅行に使うだってOK。

着ていく所がなくてもハイブランドの服を選んでもいい。

毎日美容室へ行ったことにしてお金を使ってもいいわけ。

 

 

こうやって、例え空想であったとしても自分のお金の使い方を見ていくのは面白い。

「どんだけ制限あるねん?」という自分へのツッコミ満載!

 

 

そして、もうひとつ見えたこと。

金額が多くなればなるほど「自分一人のために使う」ことが難しくなる。

「自分だけの楽しみ」から、誰かを喜ばせることにお金を使いたくなってくる。

 

 

これは、他のひとのデータを取った訳ではないから判断出来ない。

けれど、きっとみんなそうなのでは?と感じている。

 

 

なぜなら「使う喜び」とは「分かち合う喜び」であるから。