「ね」さんからもらったにんじん
「ね」さんが働く畑からわたしの所にやってきた
こんなにんじんは売られてない
JAからすればもっての他なのだろう
まっすぐに大地に根差すにんじんは
どうやって「まっすぐ」を知るのだろう?
まっすぐ育つことを知っているのに
なぜ寄り添いたかったのだろう?
日本で見るにんじんたちは
どれもまっすぐでほぼ同じ大きさ
フランスやドイツのにんじんは
途中で折れているモノもあったなぁ
人々は沢山のにんじんの山から
ほどよい大きさのにんじんを選んで買う
どれも形が違うから
野菜を選ぶ
これにかけては
フランス人は熱が入っていた
手に持って
眺めて
ニオイを嗅いで
目をこらして選んでいた
老いも若きも
女性も男性も
食材吟味には時間をかけていた
こんな風に
真剣に選んでもらった野菜たち
さらに命を燃やそうとするに違いない
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