今年2月のブログでお知らせした新しい給食の拠点。
(当時はイラストでしたが…)

 

「カムカムキッチン」の開所式が行われました。

 

 

正式名称は…

「くにたち食育推進・給食ステーション」

 

 

やっぱり名前が長過ぎる〜(笑)

愛称を付けていただいて良かったです(*^^*)

 

議会でもかなり批判のあった、建築地についてですが…

盛土をして、建物自体がかなり高いところに建設されていることが分かります。

 

こちらは駐車場と駐輪場。

中に扉がないのは、浸水したときに屋内へ水を浸入させないためでしょうか。
 

 

もっとも…

この場所が3mも浸水するときには、国立市だけでなく近隣地域にもとんでもない水害が発生していることになります。

 

 

「くにたち食育推進・給食ステーション」では、水害に備え重要な設備を高いところに設置して、災害後の復旧が迅速にできるよう対策しているそうです。

 

で、いよいよ内部の見学です。

 

先ずは2階に上って、会議室兼ランチルームへ…
(こちらで開所式典が行われました)

 

 

そのランチルームの右前の扉を開けると…

調理室を見ることができる見学通路になっています。

 

 

見学通路の奥には、様々な部屋を見られるモニターも設置。

社会科見学にピッタリですねぇ。

 

 

給食ステーションの1階には、調理室、炊飯室、食材の処理室、検収室、洗浄室、コンテナ室など、動線を考えた調理のためのスペースが設けられています。

 

 

こちらへ入るためには、前室で着替えや手洗いをして、さらにエアシャワーで異物を取り除かなくてはいけません。

 

また、新給食ステーションではアレルギー食への対応も行うため、メインの調理室とは別の調理室が設けられています。

 

学校に運んだあとの配膳を間違えないよう、個別のランチボックスになるそうです。

 

 

以前にも書きましたが…

国立市の栄養士さんは、ハイレベルなスキルと食に対する情熱を持っています。

 

議会では、その栄養士さんと民間の社員になる調理員さんとの意志の疎通がとれないのでは…と懸念の声が挙がっていましたが…

 

現場で何度も味見をしながら指示をだされる姿を見て安心しました。

(ピンクの制服が栄養士さん、オレンジが調理員さんです)

 

 

作っているのは、どうやらカレーのようです。

ここから見てても美味しそう〜♡

 

そして、そして…

(式典を省いてごめんなさいあせる

 

いよいよ給食の試食です!!!

(待ち焦がれてました)>(笑)

 

 

ジャーーーンクラッカー

こちらが「本日の給食」です。

(小学校と中学校の給食を併せて出していただいているので、通常より多めです)

 

●「ズッキーニ入りの夏野菜カレー」

市販のルーや化学調味料は使わず、全て手づくりしたカレーです。

塩味や辛味は控え目ですが、すり下ろしたリンゴやたっぷり入った野菜の甘みで、しっかりした味付けになっています。

 

●「手づくりイカフライ」

調理員さんが1枚1枚衣を付けて揚げた、まさに手づくりのイカフライ。

大きさは中学生用だそうです。(かなり分厚かったですよ〜)

 

●「夏野菜のサラダ」

キュウリ、オクラ、コーン、枝豆に、豆腐皮でしょうか…
これコンビニのカップサラダになってたら、毎日買っちゃうかもしれません(笑)

 

●「キラキラコンニャクゼリー」

イチゴ、リンゴ、ブドウ、マンゴーなど…

果物のジュースで、ひとつひとつ味を変えて作ったコンニャクゼリー。

美味し過ぎて、おかわりしてしまいました(#^^#)

 

 

●「キャロットケーキ」

こんなの、ほんとうに給食に出るの〜?

と、思わず声が上った(笑)美味しいニンジンのケーキ。

 

 

いやぁ…

くにたちの子どもたちは幸せだなぁハート

 

 

どれも、とても美味しかったですナイフとフォーク

このカレーのレシピは、ぜひ真似してみたいなぁ(*^^*)

 



「くにたち食育推進・給食ステーション」はPFI方式で運営されます。

民間の資金と経営能力や技術力を活用し、公共施設の設計・建設・改修・更新や維持管理・運営を行う公共事業の手法ですが、あくまでも発注者は国立市!

 

これからも「くにたちの給食」の誇りを守りつつ…

美味しい「記憶に残る」学校給食を提供していただくことを期待しています。

 

 

本日はおめでとうございました。
そして、たいへんご馳走さまでした!