「くにたちパートナーシップ制度」については、何度かこのブログでお伝えしてきました。
令和元年の12月議会で、当事者からの切実な訴えでもある陳情が採択され…
※そのときの討論がコチラです
この令和3年4月1日に制度の運用がはじまりました。
その概要は、6月5日号の市報の一面で取り上げられています。
5月末までの2ヶ月で8組の方が証明書の交付を受けられたそうで…
実際に届出をされた方々のコメントも掲載されていました。
この制度は、いずれか一方が市内在住(同居を目的として3ヶ月以内に転入予定の方も含む)か、市内在勤、在学の方を対象として、お互いを人生のパートナーとして届け出たお二人に、受理証明書と受理証明カードを交付するものです。
証明書やカードの提示により様々な場面での課題が解消され、安心して暮らせるよう設計されています。
こちらが、A4サイズの受理証明書
こちらが、二つ折りになる受理証明カードです。
このカードをが「お守りのようにお財布に潜んでいます」という利用者の方のコメントが胸に滲みました。
先ずは、この制度が開始されたことを多くの方に伝えなければいけんません。
伝えた上で、十分な理解を求める必要があると思っています。
カードを見せても、そのカードについての説明が必要では意味がありません。
国立市議会では、全員一致でこの制度が決まりました。
ところが…
性的少数者への理解増進を図る初めての法律「LGBT法案」は、与野党合意案ができたにもかかわらず、国会への提出が見送られました。
時代の変遷と共に、生き方、暮らし方、家族の在り方も大きく変わっています。
多様な性が存在することも明らかになりました。
全ての人が「自分の人生を自分らしく生きられるよう」…
問題を先送りにすることなく、国民を守るための法律を一日も早く制定していただきたいと願うばかりです。
国立市では、多様な性に関する取組みを進めています(*^^*)
悩みや困り事があったら、ぜひパラソルにご相談くださいね。