「まず減らしたいのは、紫外線で劣化する商品」

 

暑い夏に向かいます。

梅雨の雨空が晴れた日の、陽射しの強さは真夏のよう。

洗濯物を干す時、パキンとピンチが割れて、プラスチックのもろさを知らせます。

 

 

先日、「有害物質から子どもを守る」をテーマとするシンポジウムでふたつの講演をオンライン視聴しました。

演者は、環境脳神経科学情報センター副代表の医学博士、木村ー黒田純子氏と、小樽「子どもの環境を考える親の会」代表・日本消費者連盟運営委員の神聡子氏。

 

最近、メディアで取り上げなくなり、気になっていた「環境ホルモン(内分泌撹乱物質)」について、世界で研究や規制が進んでいる現実を知りました。

衝撃の実態に、この国で起きている"負のチカラ"と、舵取りが羅針盤を読み違えていることを知らされる想いです。

 

 

自然界を化学物質で汚染している途方もない事態に直面し、「知らない」ということを知り、体感や経験、体現でしか分からないのだろうかと考えてしまいました。

経済を成り立たせるために、安さや簡便さ、コスパを売り物にした商品を作り、売る……限りない経済行為。

かろうじて、循環型社会を目指して「拡大生産者責任」が少しずつ取り沙汰されています。

「汚染」とか「脱炭素」とかいう言葉で、高度成長の弊害を埋める対策が進んでいますが、日々の暮らしで思うのは「自然に戻そう」という暮らしの中の行動です。

 

マイクロプラスチックやナノプラスチックが、魚介類だけでなく人間の呼気や血液、尿からも検出され、水道水からは自然界でほぼ分解されないPFAS(有機フッ素化合物)が各地で検出されています。

まず、できることから……で、マイバック持参の運動が進みましたが、次にできることは?

 

環境に劣化したプラスチックを拡散しない身近な行動は、紫外線の当たるモノからプラスチック製品を減らすことが示されました。

自然に戻すことに一番近い劣化プラスチック解消は「人工芝」を植物に。

プラスチック汚染、温暖化対策の脱炭素、どちらにも当てはまり、環境にみどりを増やす近道です。

 

そして、紫外線を浴びる洗濯物干しハンガーピンチからプラスチックを無くすこと。

割れたピンチを処理しながら、「買う行動」から変えようと思ったところです。

手元のピンチを付け替えて、使いきったら新調でアルミ製洗濯物干しハンガーを買い足します。

 

 

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