「今、出合えたことから惜しみなく吸収する」
雨の一日になり、遅れたり溜め込んだ作業をしていました。
ちょっとフリーになった気分で……。
植物たちには恵みの雨。
この雨が上がれば、工場で顔を出していたタケノコが一気に伸びて旬を迎え、"山滴る"季節へと移ろいます。
早朝、見逃し番組をチェックし、Eテレ「木村多江の、いまさらですが…」で、「憲法と家庭裁判所ー三淵嘉子からのメッセージ」を観ました。
大人の学び直し、30分は楽に集中できる長さです。
長く生きてきて出合うことのなかったミニ知識を吸収し、感性を刺激しているつもり。
仕事柄、農や食のことになりがちな情報収集ですが、今年は、源氏物語で平安の人、世界史で国境の存在、最先端技術など、機会を得て接しています。
三淵嘉子氏の生涯を知るだけでなく、歴史、社会の背景を知り、さらに思いがけない接点にも出合いました。
成人年齢が18歳に引き下げられても、少年法は20歳未満を維持する理由があることを知り、そこに三淵氏の大きな愛が存在することも知りました。
戦後、孤児が増え、養子許可をする家庭局に勤務し、その後、家庭裁判所が開設されて、三淵氏は裁判官に就任します。
同時期に、民生委員制度が新たなスタートをきり、私の祖母は南牧村で就任しています。
"愛の裁判所"の名のもとに家庭裁判所は「家庭に光を、少年に愛を」をモットーに、少年犯罪の根本解決に取り組みます。
そして、「少年の健全な育成」によって少年犯罪が大きく減少する成果を残しています。
三淵氏が浦和家庭裁判所長をされた頃に、祖母や叔母は浦和に移り住み、教育や更生に関わっていました。
接点がありそうな背景で、追々の調査課題が増えました。
初耳は、日本国憲法には男女平等が明記されていますが、アメリカでは今でも憲法に男女平等がない事です。
まるで知らなかった驚きです。
そして、朝一番の身近な収穫は、「淵」という字の書き順を学び直したことです。
書くことが少なく、形がまとまらない漢字でしたが、お蔭様で書き方のコツが身に着きました。
「千鳥ヶ淵」……書けますか?
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