「希望を持って、力強く生きていこう」

 

昨日は、久しぶりの休日。

前売り券が、心置きなく癒しの時間をつくり出しました。

ジャズバイオリニスト「寺井尚子コンサート」……生でお聴きするのは久しぶりです。

 

ちょうど、ハウス栽培の「春作セルリー」と「陸ワサビ」の収穫がはじまり、休みとはいえ、施用状況を視ることも兼ねて、松本、安曇野に行ってきました。


 

寺井尚子さんのバイオリンジャズに出合ったのは、1999年のお正月でした。

同僚がプレゼントしてくれたCD「Thinkingu of  You」

1998年の大晦日に参加した東京でのジャズライブでサインをしていただいたというものです。

 

バイオリンで聴くジャズが初めてだった当時、その世界にたちまち魅了されました。

リズミカルなアレンジで奏でる曲、重厚な音色で確かな技術、水辺のような透明感や悲哀を感じる高音。唯一無二の世界がそこにはありました。

引き込まれる巧みな演奏に、当時の鬱々とした心が不思議と癒されていました。

力強さと、やさしさと……。

 

 

初のリーダーアルバムで出合い、初めて生の音に出合えたのは10年程前の長野市のコンサート。

あの時、会場にいらした方が、この会場でもご一緒しているかも知れない。

そんなことを考えると、奏でる人も、聴く人も、同じ時代を生きて、同じ年月が流れてきたことが脳裏によぎります。

 

厳しいプロの世界で、純粋に楽器を奏で、その感性に価値を委ねる暮らし。

ピアノ、ベース、ドラムによるカルテットをパートに分けて注目すると、熟練が紡ぐみごとな演奏です。

彼らが音と技を極めて暮らす日々と、私が信じるモノを追って暮らした日々が、互いに25年という時を刻んできたことを思います。


コンサートの終わりに近くなると、スタンディングオベーションで会場は一体感に包まれ、すべてが輝いていました。

コロナ禍を越えた新たな始動に、彼女の「希望を持って、力強く生きていこう」という言葉が……。

最後に「今日いただいたエネルギーを、明日からのチカラにします」とも。

 

こちらこそ、ジャズアンサンブルからいただいたエネルギーをチカラにして、また歩みをはじめています。

 

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