「4年限定の1/4が終わりました」
紙の匂いを嗅ぐ……。
思い切り吸い込んだその匂いは、妙に心地よくて、まるでフィトンチッドのような癒し効果。
表紙を滑る指先には、初めての感触が伝わり、それはエンボス加工の成せる業。
年4回発行のスピン第5号が届きました。
今回の表紙の紙は、エンボスペーパーというもので、彫刻された金属ロールを紙の表面に押し当てて模様を転写するそうです。
目次は、「わたがみ」。
表がざらざらで、裏がすべすべのファインペーパーで、手漉き和紙のような質感です。
遊び心のあるこの本で、4年の時間軸を自分の日々と重ねてみようと購読をはじめました。
第5号は、創業140年記念「文藝2023年秋季号増刊」とのこと。
河出書房新社は、140年の歴史なのですね。
どれだけの本を生み出し、文字を刻んできたのでしょう。
目覚ましいSNSの発展の中で、オンラインで学び、文字と出合い、脳裏にかすめる記憶が溢れています。
流れていく情報の中で、失いたくないものを整理するために、書くことを増やしています。
紙に書いた文字は、その形のまま心に留まります。……私のもの。
紙と文字が、妙に大切に思える昨今です。
あと、3年。
年4回を、時を区切るモノサシのように知らせてもらいながら、一緒に歩んで行こうと思います。
***********************************
ブログ春夏秋冬いつもそよ風
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わが家の食育 お家でつくろう!食べよう!
地産地消と特産品を訪ねて
素材を知って食べる かんたんクッキング