「"博覧男爵"の偉業を知るとき……」
連休最終日になり、今日は落ち着いた静かな時を過ごしています。
昨日の風は雨雲の気配を運んでいましたが、一夜明けると、雨上がりです。
爽やかな季節……。
柏の木は、薄緑のやわらかな葉をつけ、バラの蕾は膨らみはじめています。
昨日の朝、車中で聴いたラジオで、NHK朝ドラ「らんまん」の来週からのストーリーに田中芳男氏が再登場することを知りました。
長野県飯田市出身の田中氏は、「博覧男爵」と呼ばれる歴史的人物。（1838-1916）
牧野富太郎氏を指導する学者のモデルで、植物分類学の基礎を教えた一人だそうです。
たくさんの植物が四季を彩り、知らない植物も、調べればその名が分かる時代……。
彼らの膨大な採取・研究作業から、植物が分類され、さらに深い研究の基礎となっています。
過去があって、今がある……。
そして、今が未来へとつながっていく。
いつの時代も、そこでひたすら生きる人がいて、歴史を知ることは新鮮です。
功績に対する田中芳男氏の知名度は低く、朝ドラでその功績が再認されることを願うばかりです。
コツコツ、続けること……。
ここ半月、貴重な時季にすっかり予定が狂う出来事があり、気が滅入っていましたが、責めるキモチを抑えて仕切り直しです。
集中できずにいましたが、何事も臨機応変の軌道修正が大切ですね。
植物の存在を追求した彼らに見習い、反面教師からも学び、また進むとしましょう。
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