「取り返しのつかないことだけは回避して…」
朝の雨が上がり、陽射しが爽やかで「がんばろう！」と一日をはじめたところが…。
工場で切れの悪くなったカッターの刃を取り替えていたところ、上手くいかずに力を入れて引き、一瞬…「痛い！」の叫び。
切れました。
まだ痛くないのに、痛くなると想像した「痛い！」でした。
慌ててティッシュペーパーで押さながら、不織布ガーゼと伸びる包帯を出したものの、どちらも新品で開けるのに手間取る不手際…。
手当が一段落したあとの気づきは、医療品はすぐ使えるようにしておかないとモタつく…という、当たり前のようなケガからの学びでした。
伸びる包帯はキツく巻くと血止めにも役立つことも。
起きてしまってから改めて気づくことは多いものです。
WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）で、サムライジャパンの何とも贅沢な選手陣の活躍を見せていただいています。
平和な日本…。
世界では、今、この時、戦争やその影響で亡くなっている人がいます。
「３．１１」を明日に控え、WBC観戦の感動の中で、平和な日常の尊さをしみじみと感じます。
先週の国会討論を聴いたり、新聞の片隅にある記事を見ると、この平和を守るものは何だろうかと思います。
「弾薬庫、全国に130棟」
「原発産業 官民で強化」
この２つの新聞記事は、今月に入ってからのものです。
自衛隊の戦闘継続力（継戦能力）強化のために、これから10年間で全国に弾薬庫を130整備する計画。
そして、
人材の確保や育成、技術習得、事業継続のために、原発関連企業全国400社の支援をする「原子力サプライチェーンプラットフォーム」の設立。
平和を守るための防衛…、それは、戦いなのか。
互いを補い合いながらチームで戦う野球を観ながら、世界の平和に想いが向きます。
目の前のために動く政治と、未来の日本…。
戦争になってしまったら、
また、福島原発事故のような事態になったら。
狭い日本に、危険物がたくさんになるのです。
取り返しのつかないことにならないために、判断し、決断し、行動しているのは誰なのでしょう。
絶対に、二度と起きてはならないことが歴史の中にあります。
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