「20余年で全国の行事食に…」

 

立春は旧暦のお正月…。前日の今日は、季節の区切りとして"厄"を払う「節分」ですね。

豆まきの風習は、古代中国の「追儺(ついな)」が由来とか。

別名「鬼やらい」とも言い、大豆で鬼の目を打つので"魔目"になったとも言われるそうです。

 

その年の恵方に向かって、太巻き寿司にかぶりつく風習も「恵方巻」として全国ですっかり定着しましたね。

年神さまの宿る縁起の良い方向に向くことで、福を授かるというのは、もともとは関西で行われていた「縁起巻」。

「青赤黄白黒(しゃくせきおうはくこく)」は、寿司のめでたい色とされ、好みの具で丸ごと食べる醍醐味が、春への活気になりそうです。

 

 

「恵方に向かって、縁起巻きをまるかぶり」

これは、1996年の小僧寿しのキャッチコピーです。

 

ウェブ環境を整えるために身辺のモノを整理していると、小僧寿しの「お客様の声」の部署からの手紙が出てきました。

「縁起巻」についての問い合わせをして、お返事をいただいたのです。

毎年、この時季になると思い出すのですが…、

当時、諏訪地域(茅野市)の小僧寿しに立ち寄って、節分の「縁起巻」を初めて知りました。

 

「関西方面ではじまったまるかぶりは、巻き寿司が鬼の持っている金棒に似ており、巻き寿司をまるかぶりすることで、鬼よりも強いことを鬼に向かって誇示する意味があるとも言われております」

「恵方は、古代中国で行われていた九星術で決まっています」などという内容です。

 

当時の仕事柄、この食文化に興味があったのですが、その後、コンビニエンスストアで「恵方巻」の販売促進をしたことで、今や全国にすっかり拡大しました。

さて、かんぴょうと干し椎茸を煮詰めておいて、セリと卵焼きと、冷凍のまぐろ…。具はあるものでも結構、揃うものですね。

今年は、手づくりにするとしましょ。

 

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