中宮定子を熱愛する一条天皇。しかし、没落の瞬間は近く&「香炉峰の雪はいかに」名シーン~光る君へ | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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おすすめの歴史ドラマ

皆様、こんにちは。

 

 今日は録画ではなく、テレビの前に座って大河ドラマ「光る君へ」を視聴できました。

 

 面白い~。

 

 

 

 

 

 

 あっという間に時間が経ちます。

 

 今日も印象に残ったシーンごとに振り返りたいと思います。

 

 まずは

 

 

 

 「香炉峰の雪はいかに」中宮定子に問われ、御簾を巻き上げた清少納言の機転

 

 

  歴史的にも超がつくくらい、有名なシーンですね。

 

  清少納言が著した「枕草子」の一幕でもあります。

 

  何だか、本当に過去の再現を見ているようで、ドキドキ感動しました。

 

  一条天皇も臨席の場で、中宮定子が清少納言に問いかけます。

 

  ー香炉峰の雪はいかに?

 

  白楽天の詩の中にまさにその一部があったのを思い出した清少納言が

 

  咄嗟に御簾を巻き上げる。

 

  庭は美しい雪化粧に彩られている。

 

  定子は

 

  ー流石、少納言であるな。

 

  ご満悦の様子で、清少納言も誇らしげでした。

 

 その場には、他にも中関白家の一同が集っていましたね。

 

 まさに、中関白家の栄華は絶頂、ここに極まれりというシーンでした。

 

 次は

 

  

 

 疫病に倒れたまひろ。たまたま悲田院を訪れた道長が献身的に介抱する

 

 

 この辺りは多分、フィクションではあるのでしょうが、、、

 

 なかなかドラマティックな展開ですね。

 

 まひろが以前、文字を教えていた女の子がやってきて

 

 疫病に倒れた両親が悲田院にいると訴える。

 

 まひろは彼女と一緒に悲田院へゆくも、あまりの惨状に圧倒される。

 

 当時、都では怖ろしい疫病が蔓延して、倒れた庶民が次から次へと

 

 ここに運び込まれていた。

 

 到底知らん顔ばできず、まひろは患者の看護を献身的に行う。

 

 その中、ついに女の子も息を引き取り、まひろまで感染して倒れてしまう。

 

 そこに、たまたま民の窮状を視察にきた道長と出会った。

 

 愕く道長はまひろを抱きかかえ、父為時の屋敷に連れ帰り、

 

 一晩中、つきっきりで看病するのだった。

 

 なかなか良いシーンでもありましたね。

 

 別れても、道長がどれだけまひろを大切に思っているかが

 

 彼の想いの深さが伝わってくる場面でした。

 

 そして。。。

 

 

 

 「殿の心には私でもない明子さまでもない、他の誰かが住んでいる」道長の正妻倫子の呟き

 

 

 流石、妻の勘、女の勘といったところでしょうか。

 

 徹夜でまひろの看病をして、朝帰りした良人道長を見て

 

 正室倫子は、明らかに良人の心の真実を悟ります。

 

 ー殿には、誰か別の女人がいる。

 

 しかし、流石の倫子もその女性というのがまひろだとは

 

 予想できないといったところでしょう。

 

 判ったときには、やはり一波乱あるのでしょうか?

 

 

 

 栄華を極める道隆、定子を寵愛する一条天皇。しかし没落の瞬間は近く

 

 

 先述の通り、道隆はまさに頂点を極めていました。

 

 しかし、その分、専横なふるまいも目立っていました。

 

 例えば、都に蔓延している疫病対策についても、ろくに手を施さず

 

 ーあれは民しか感染しない病だから、自分たちは関係ない。

 

 などと、うそぶいている。

 

 自分たちのことしか考えていない兄を、道長は冷めた眼で見ている。

 

 その傍ら、権勢をふるう父の後ろ楯を得て、中宮定子は一条天皇の後宮で

 

 一身に寵愛を受けて時めいていた。

 

 下世話な言い方ではあるが、

 

 ー男性は初めての女は忘れられない。

 

 という。

 

 一条天皇が成人を迎える加冠の儀をした日、「御添伏」つまり、天皇に

 

 初めての性の手解きをしたのは定子であった。

 

 まだ幼かった天皇は美しい年上の従姉に最初は「きれいなお姉さん」として慕い、

 

 成長してからは一人の女性として熱愛するようになった。

 

 少年の日の憧れの女性がそのまま「妻」になった。

 

 恐らく、一条天皇にとって定子は「特別な存在」であったと思われる。

 

 しかし、定子の栄華もまた父の権力があればこそのもの。

 

 中関白家に翳りが差し始める時、後宮での定子の立場も揺らぎ始める。

 

 定子を気に入らぬ嫁だとしている姑詮子は、

 

 このときをひそかに待っていたのかもしれない、、、

 

 以上、駆け足で見てきました。

 

 来週も期待しています☆

 

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