皆様、こんばんは🌙
今日は午前中から写仏を頑張っておりました。
数日前に白描ー下書きは済ませていたので、今日は彩色です。
今月の仏様は薬師如来様です。
見た目はさほど細かな部分に分かれていないため、
一見難しそうには見えないのですが、御衣の弧を描く線など、
白描のときから予想外に難しくて、時間がかかります、、、
でも、それは裏を返せば挑戦し甲斐のある作品でもあるということ。
なので、頑張っているんですが、実はまだ完成していません。
あとは虚空ーバックとか光背の火焔とかが残っています。
さて、昨日、こんなものを作りました。
うーん、作るというほどのものではないのですが(^^ゞ
私、今年はいちおう「筆歴30年」の節目を迎える記念イヤーなのですね。
なので、今年は色々と自分なりに企画、計画を立てています。
執筆の方でも、たぶん、まもなく「秘苑の蝶」の執筆も終わると思うので、
今まで描いたことのない題材に挑戦してみたいと考えています。
それから、記念写真もー笑
写真館とかではなく、自撮り画像なので、少し小道具に拘ってみました。
題して「30th Anniversary cake」🍰
Amazonで買ったドライフラワーとダイソーのドライフルーツ、
更にセリアのナンバーキャンドルでデコってみました☆
これと一緒に撮影すると、「30周年」というのがよく分かる(≧▽≦)
お誕生日とかにも応用できそうですね。
私がせっせとフェイクケーキをデコっているところを夫が見て一言。
ーおっ、うまそう。ケーキがある。
私ーこれ、張りぼてケーキだよ。
夫ー何だ、張りぼてか。でかいケーキが食べられると思ったのに。
ぼやきながら通り過ぎました。
しかし、二年ほど前に、このフェイクケーキを購入した時、夫はこう言ったのですよ。
ー見るからに偽物と分かるなあ。
私はとても満足していたので、
ーええ? そうかな。私は本物っぽく見えるんだけど。
夫ーないない、誰が見ても本物には見えない。
恐らく、彼はもう自分がけなしたことを忘れているのでしょうー笑
「誰が見ても偽物にしか見えない」といっていた張りぼてケーキを見て
「うまそう、ケーキが食べられる」と歓んでいたのですからー笑
いちいち夫に言われる嫌みに対して、本気で腹を立てるのは馬鹿げていると判る一コマです。
まあ、私もそこで
ー確か、このケーキを最初に見た時、絶対に本物には見えないって言ったよね?
と言い返してやりたいのは山々でしたが、、、
言い返したところで、本人が思い出すかどうかも怪しいですからー笑
真顔で
ーわし、そんなこと言ってねえ。
と言われるのがオチです。
長くなりましたが、、、
こうして無事に筆歴30年を迎えられたことに、しみじみとした感慨と歓びを
感じます。
20年の節目のときは、たまたま東京で記念撮影することがあって、
凄く想い出に残っているんです。
でも、それからもう10年も経ったなんて、何だか信じられないです。
30年、小説を書き続けてきて判ったことがあります。
それは
「頂点=最終目的地」は自分自身が決めるもの
ということです。
若いときは自分を他人と比べて、落ち込んだりふて腐れたりしたものですが、
いちばん大切なのは
自分史上、「最高の作品」を書くこと
なのだと悟りました。
そこに他の人はまったく関係ないですね。
自分には自分にしか書けない作品があり、作風を持っている。
それがどの程度、この世界で通用するかという問題は確かに重要ではありますが、
それは所詮、「評価」でしかありません。
息長く書き続けるためには、
他人と自分を比べない
ということが大切です。
そして
前の作品より、次の作品が少しでも進歩している
ように努力することこそが必要なのかもしれません。
30年を迎えられたのは、協力してくれた家族、応援してくれた友人・知人
また拙い私の作品を読んで下さる方のお陰だと思っています。
「東めぐみ」はこれからも少しずつでも進化してゆくことを目標に
頑張ります。
拙い作者と作品たちですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。