【陳情令】シュエヤンのキャラソン「荒城渡」に託すー描きたかったのは抗えない運命に翻弄される哀しみ | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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なんだか泣けてくる

 

 

 

 

 

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長らく連載してきた拙作「罠」もいよいよ最終話に突入しました。

 

 冒頭にも書いていますように、最終話は「陳情令」のシュエヤンのキャラソン「荒城渡」

 

 から着想を得た作品となります。

 

 

 

 

 

 何度もお断りしているように、二次小説ではなく、「陳情令」とは関係ない

 

 まったく別の物語です。

 

 ではあるのですが、、、

 

 やはり「荒城渡」を聞いて烈しく心を揺さぶられ、その揺さぶり、私なりに受け取った

 

 曲のイメージを物語りにしてみたので、

 

 あくまでも個人的にではありますが、「陳情令」の義城編、もっと平たくいえば

 

 シュエヤンという人物の生き様に共通するものが拙作にはあるように感じます。

 

 私がこの作品を通して一番描きたかったもの、テーマ。

 

 それは

 

 

 

どうしようもない運命に流され、懸命に残酷な定めに抗おうしても、結局、流されるまま運命に翻弄されてしまう

 

 という人物の生き様でした。

 

 シュエヤンという人は、一口で言うと悪役、ワルです。

 

 平気で人を欺し殺すし、極悪人といっても良い。

 

 でも、彼自身が暁星塵に訴えていたように、幼少時に過酷な体験をしてしまった。

 

 もちろん、同様に悲惨な体験をしても、すべての人が彼のように極悪人になるわけではない。

 

 所詮、彼は道を誤るだけの人物でしかなかった。

 

 そう言えば、それはそうかもしれない。

 

 しかし、私は彼の生き方に「どうしようもない運命に翻弄される哀しさ」を感じました。

 

 そのような哀しみを作品内で描きたかった。

 

 ただ、ここだけは誤解がないようにしたいのですが、、、

 

 最終話で描きたかったのは、それだけではありません。

 

 

 

大人の恋ー具体的には郡守とヨンオクの関係。性愛を伴わない、いわゆるブラトニックラブー精神的な繋がりだけの恋愛というのが成立するのか?

 

ヨンオクが予期せず授かってしまった生命ー生命の尊さ

 

 を描きたかったんですね。

 

 私の乏しい筆力で、それらがどれだけ作品内に描き切れているかは

 

 正直、自信がありません。

 

 が、執筆当時は、持てる力すべてを注いでみました。

 

 物語もいよいよ終盤です。

 

 どうぞよろしくお願い致します。