皆様、こんにちは。
現在、私はヘトヘトです、、、
まさか、こんなに大変だとは想像もしていませんでした。
何かというと、、、
自宅のキッチンにある超古い電子レンジを処分したんですね。
どれくらい古いかと言いますと、ラビ村母がまだ子供の時代、明治生まれの祖父母が
元気であった頃のバリバリ昭和です。
数十年以上、経過している年代物です。
しかし、老体に鞭打って今まで働いてくれていました。
本当によく稼働してくれて、ご苦労様と言いたい、心からの感謝を込めて見送りました。
取りにきて貰うと出張料がかかるので、電気屋までは持っていきました。
まずは、ここから問題が起こりました。
主人にも持てないくらい、重たいのです。
昔はパソコンだって、携帯電話だって大きかったですよね。
信じられないくらい、でっかかったー笑
それが目まぐるしいほどのスピードで改良され、今の超軽量、コンパクトなタイプに
なりました。
昭和の電子レンジですから、それはもう重たいのです。
主人が
ーとりあえず、車まで運んできて。
と私に言うものですから、私は
ーうん? そんなに軽いものじゃないと思うけど、、、
とりあえず、動かそうとしてみたらビクともしません。
急きょ、主人を呼びました。やって来た主人が動かそうとして
ーお、重たい、これは何だ!
平均的成人男性である夫ですが、持ち上げた感想としては
ー米俵より重たい。
とのことでした。それでも、何とか脂汗を浮かべつつ車まで運び、
近くの電気店へ到着。
あらかじめ問い合わせたら、駐車場まで運んできたら、後は取りにいきますよという
ことでしたので、とりあえず店には行って、下見していた候補の電子レンジ数台
から、購入する商品を決めました。
私は正直、料理マニアでもないので、必要最低限の機能さえあれば十分。
母が少し前に、多機能の高価なタイプを買いましたけど、
正直、温めるしか使っていないー笑
私も多機能タイプを買っても、そうなるのは目に見えているので、
最初から温める機能だけしかないものを選びました。
重視したのは、「使いやすさ」です。
たくさんの使わない機能が無駄に多いものより、とにかく使いやすいものに決めました。
いよいよ購入してから、今度はまた新しいのを車に積み込んで
夫は
ーいやあ、古いのに比べて怖ろしいほど軽いなぁ。
と、歓びつつ運んでくれました。そして、レンジ台を私がせっせと磨き上げ
そこに新しいレンジが鎮座ましましたとさ。
正直に言うと、古いレンジを車に積み込んで新しいのと交換すれば
それで終わりかと思っていました。
思わず出た今日の本音は
「レンジ交換を甘く見ていた」ですー笑
ですから、元々はこんな記事を書くつもりは毛頭ありませんでした。
ですが、とても淋しい想いもあります。
処分したレンジは、祖父母や父ー既に亡くなった私の大切な家族の姿を見ています。
家族の団らんも見守り続け、私が結婚して次々と子供らが生まれて
初めての幼稚園のお弁当を作ったときも、大活躍していました。
「何世代にもわたる家族の歴史」を見守り続け、知っていた生き証人でした。
せめて写真でも撮っておけば良かったと後悔しています。
幸せだった子供時代の想い出を象徴する大切な生き証人が
いなくなりました。
本当に長い間、ありがとう。ご苦労様。
涙と共に見送った今日でした。