実親捜し中ヒロインに言い寄ってきたイケメン伯爵は実の父親でした。 小説 鷹の公爵とシンデレラ感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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鷹の公爵とシンデレラ (ハーレクイン文庫)

著者 : キャロル・モーティマー

ハーパーコリンズ・ジャパン

発売日 : 2020-08-27

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面白かったです。

実は(申し訳ないのですが)、この前に読んだハーレのロマンス小説がイマイチで、いつもの読書ペースの倍以上の時間がかかってしまいました。
なので、あまり期待せずに読み始めたのですが、コチラはサクサクと読み進められました。

これはあくまでも個人的感想ですが、、、
負けず嫌いだけど涙もろくて正義感の強くて優しいヒロイン、更に一見、傲慢冷徹なハーレの典型的ヒーローだけど実は誠実で心優しい公爵の組み合わせが良かったと思います。

二人ともに魅力のあるキャラでした。
また、公爵とかつて某伯爵夫人を巡って恋のさや当てを演じた伊達男のホイットニー伯爵、この人物がとても魅力的なおかつ物語を盛り上げるキーパーソンとして活躍しています。
公爵は伯爵がヒロインに言い寄っているーと勘違いし嫉妬するのですが、読者には恐らく伯爵がヒロインの父ではないかと想像できるのではないでしょうか。
ただ、私は伯爵が早い段階でヒロインが自分の娘だと気づいているのかと信じていたけど、どうやら、昔の恋人の娘であるとは思っても、我が子だとまでは思っていなかったようでー。
その点だけが、予想と違う展開でした。

本当にすらすらと愉しく読めました。
素敵な作品です。