まだまだネタはある?【朝鮮王朝時代】における「烈女」の扱いについて~韓流時代劇「ノクドゥ伝」 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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皆様、こんばんは。
 
 今日は執筆三日目、コツコツと頑張りました。
 
 さて、昼前にささっと自転車で「ツタヤ」まで行ってきました。
 
 「ノクドゥ伝」を返して続きを借りてきました。
 
 前回、視聴したのは六巻でした。
 
 「寡婦村」の自衛組織? でもあり、政治家ともつながる刺客集団「ムウォル組」は
 
 もちろん女性ばかりです。
 
 そのリーダー格の女性、最初は女装して寡婦村に潜入したノクドゥに対して警戒していましたが、
 
 ノクドゥの活躍? や人柄を知るにつけ、警戒を解いていっています。
 
 ノクドゥもついにムウォル組の一員として認められましたね。
 
 ムウォル組の頭領は「ヨナ房」という妓房の行首ですが、組を直接指揮している若い女性、
 
 なかなかの美人です。
 
 六巻では、ノクドゥと彼女が二人で会話するシーンがありました。
 
 ー何故、寡婦村に来たんですか?
 
 ノクドゥの問いに、彼女は応えます。
 
 ー嫁いで三日目に良人が亡くなり、婚家は私に良人の後を追えと迫った。
 
 でも、顔もろくに覚えていない良人のために死にたくないと言ったら、この有様よ。
 
 と、チマをめくり、酷たらしい折檻の痕が残る脚を見せました。
 
 私はあまり歴史的なことは詳しくないので、もし間違っていたる箇所があれば
 
 申し訳ないのですが、、、
 
 韓国では昔、「烈女」という言葉がありました。
 
 良人が亡くなり、殉死すると「烈女」として国から表彰され、婚家には「烈女婢」が
 
 建てられます。
 
 良人に操を立てる貞女の鏡ということで、褒め称えられるのです。
 
 しかし、逆に死んだ良人の後を追わなければ、「節操のない女」として非難されます。
 
 そういう時代がありました。
 
 恐らくは、その辺りをドラマでも描いていると思われます。
 
 短い会話でしたが、私はとても印象深く観ました。
 
 いつもクールで無口な女性が味わった過去、深い傷を見たような気がしました。
 
 十年前、韓流時代劇にハマった時、ひそかに決意をしました。
 
 ー韓流時代劇みたいなワクワクドキドキするお話が書きたい!
 
 ある数のドラマを観てゆく中に、韓流時代劇には幾つかのパターンがあることに気づきました。
 
 更に私は決意しました。
 
 ー幾つかある話形のすべてを自分で物語りにしてみたい。
 
 というわけで、幾つかの話形に分類し、本当に次々に物語化してゆきました。
 
 もちろん、ストーリーはオリジナルだし、模倣ではありませんしパクリでもありません。
 
 それはご覧頂いて判ると思います。
 
 話形というのは、お話の型のようなものです。
 
 題材といっても良いかもしれません。
 
 例えば「内官もの」「暗行御使アメンオサもの」、、、
 
 定番の「王朝もの」。「九尾狐もの」。
 
 色々あります。
 
 
 
 とにかくドラマで描かれている話形はすべて書き尽くしたいと情熱と野心を燃やしー笑
 
 あらかたは書いたと思っていたのですが、まだ「烈女もの」がありました!
 
 いえ、昨夜はそこまでは思わなかったんだけど、今朝、ふいに
 
 ーおお、まだ書いていない話形があった。
 
 と気づきました。
 
 これは料理の仕方によっては、興味深い題材になりそうです。
 
 というわけで、いつかは「烈女もの」も是非、書いてみたいと思います。
 
 人の数だけ人生があり、人生の数だけ物語がある。
 
 だから、小説を書くのは愉しいのかもしれません。
 
 だって、私個人の人生は一度きりで一つしかありませんが、
 
 書いた物語の数だけ、より多くヒロインの人生という物語を追体験できるのですから。