【ひとめ惚れから始まった恋】に命を賭けてー最後は泣きました。小説 薬屋のひとりごと六巻感想 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)

著者 : 日向夏

主婦の友社

発売日 : 2016-11-30

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うーん、正直、今回はページがあまり進みませんでした。
何故なんだろうと自分なりに考えたら、やはり壬氏と猫猫のあの掛け合いがないからだと思い至りました。

そうなんです、これはあくまでも私個人の感想なんですけれども、このお話の最大の魅力はやはり、壬氏と猫猫のカップル? ーとまではまだ到底及びませんがーなんだと思います。

六巻はその二人の掛け合いも、関係の進展も殆どなく、ごくごく普通のライトな推理モノという感じで進みました。
けしてそれが悪いというわけではないですが、やはり物足りなかったです。前半の五冊は殆ど1日か2日で読み切りましたが、六巻目にして半月ほどかかってしまいました。
あまり大きな声では言えないけれど、後半の五冊も今、出ているものはすべて大人買いしてしまったので、失敗したかな、、、と不安になりました。
六巻のラストで漸く壬氏と猫猫の掛け合いが復活し、安心した次第です。

ですが、六巻は最後の最後で大ドン伝返しというか、泣かせてくれましたね。
あの要領の悪い不幸続きの上級妃里樹妃と馬閃(壬氏の従者、乳兄弟)の絡みは読みながら涙してしまいました。

すべてをなげうって里樹妃を救おうとした馬閃。
更に漸く愛する人に巡り会えた里樹妃。
この二人がいずれ結ばれるであろうことは想像に難くありません。
もしかしたら、もう物語の表舞台に出ることはないのかもしれませんが、本当に良かった。
最後の最後のこの予期せぬ展開については文句のつけようがなく、☆五個です。
壬氏と猫猫の関係にもまた少しずつでも変化が見られるようですし、期待を込めて七巻へ進みます。