韓流時代小説【後宮秘帖】完結にあたって。~あとがき&ご覧下さった皆様へ感謝~ | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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一瞬一瞬、1日1日を大切に精一杯生きることを心がけています。
小説がメイン(のつもり)ですが、そのほかにもお好みの記事があれば嬉しいです。どうぞごゆっくりご覧下さいませ。

☆この散文は作品執筆当時に書いたものです☆

 

 あとがき

 

 夏、八月から書き始めた小説「後宮秘帖」がこれにて完結とあいなりました。この作品は前巻「誘惑~temptation~」前編と合わせる形で、その後編となります。
 前編の「あとがき」にも書きましたように、当初は「誘惑」は前後編と合わせて一つに纏める予定でした。しかし、諸々の事情がありまして、製本直前にやはり別々の「本」にすることに決めたのです。
 急遽、完結編となるコチラの装丁なども考えねばなりませんでしたが、私、実は作品を書くことそのものも好きだけど、装丁デザインを考えるのも大好きで、楽しみなんですね。だから、ここぞとばかり張り切って頑張ろうと思います。そうなんです、この時点ではまだ製本はできていないんです。
 というわけで、「哀しみの花」ほどではありませんでしたが、コチラも長編となりました「後宮秘帖」、いかがでしたでしょうか?
 今更ですが、これってジャンル分けしたら、一応BLということになるんですね。いわゆるボーイズラブです。
 ですが。実のところ、書いている私自身はあまり、そういう意識はなく書いていました。チェスンはもちろん本当は男の子だけれど、本人も作中で言っているように「物心ついたときから女の子として生きてきたから、考え方は女に近いかもしれない」という設定、あまり男装シーンも出てきませんでしたしね。
 ずっと「女」を通していた「彼」ばかり描いていたので、余計に本来の「男の子」という意識が作者になかったのかもしれません。
 それに、恋って本来、その人のすべてを好きになるってことだし、そういう意味ではBLなんて区分分けはもしかしたら必要ないのかもしれませんよね。「恋物語」の恋人たちに性別は関係ないと、小説書きである東は考えます。
 いつもより少し毛色が変わった作品になっていれば良いのですが。韓国ドラマにお約束の「出生の秘密」、「三角関係」があって、これに「復讐」が加わります。
 少しでも楽しんで戴けたなら嬉しいです、あまり自信はないですが。
 これからクリスマス、お正月と愉しい行事が目白押しですね。どうか皆様、厳しい寒さの季節ですから、お身体を壊されないように、良いお年をお迎え下さいね。
 私事ですが、今日、特定健診に出かけて、結果は「異常なし」ではあったのですが、一部の健康値に高めのものがあり、相当なショックでした。でも、早くに判ったのは良かったのであって、早めの予防対策が立てられますよね。前向きに考える―というよりは、実際、そのとおりなので、私も少し生活を振り返って改善できる部分はしたいと考えています。
 何より大好きな小説を書くためには、まず健やかであることが第一ですので。
 それでは皆様、今回はここら辺で。
 次回は新シリーズでお逢いすることになります。それまで韓流時代劇をたくさん見て、素敵な本をたくさん読んで、心に栄養を与えてあげたいと思います。

                          東 めぐみ拝
二〇一八年十二月十九日