凄く面白くて、かなりの厚みにも拘わらず、ほぼ一気読みでした。
オビにも「王道」と書かれているんだけれども、良い意味での王道です。
華奢で儚げにも見える美少年と王の衝撃的な出会いから、まるで略奪されるかのように王宮に連れ去られ、花嫁となる-、まさに王道ながら、息をもつかせないテンポの良い展開に引き込まれました。
個人的な好みとして、獣人とか、モフモフ系というモロ、ファンジーは敬遠してきたのですが、この作品には抵抗なく入れて、しかも楽しく読めました。
逆に人の姿にもなり、白狼にもなる獣人王の精悍さ、格好良さは魅力的だし、時々、愛する嫁に嫌われそうになって耳を伏せたり、好かれると喜んでしっぽをパタパタさせるという仕草のギャップが良いと思います。
よく他の方が「ワンコみたいで、可愛い」とこの手の話の感想を書かれていますが、初めて、その気持ちに共感しました-笑
受けの美少年の優しいキャラも好きです。
ただ、このお話、大人気で既にシリーズ化されているらしく、続きが気になるので調べてみました。
第二巻の評判はとても良いけれど、第三巻はかなり微妙みたいですね。
他の方の感想で、「主人公が男でなくても良いのでは、むしろ、両性具有かオメガバース系の話のように思えた」とありましたが、私も似た感想です。
とても面白いのですが、この話、敢えてBLである必要はなく、確かに主人公の美少年も男の子なのに女の子っぽい印象。
かえって女の子の設定の方が良いのかと思ったりもしました。
もっとも、BLというのは実は読んでいて、そういう印象を受ける作品は多いです。
それがBL作品のBLたる理由でもあるわけで、最初からBLとして描くという制約があるからこそ、どうしても女の子っぽい少年や話がTLっぽくなるのでしょうし、それは仕方ないことかもしれないですね。
オビにも「王道」と書かれているんだけれども、良い意味での王道です。
華奢で儚げにも見える美少年と王の衝撃的な出会いから、まるで略奪されるかのように王宮に連れ去られ、花嫁となる-、まさに王道ながら、息をもつかせないテンポの良い展開に引き込まれました。
個人的な好みとして、獣人とか、モフモフ系というモロ、ファンジーは敬遠してきたのですが、この作品には抵抗なく入れて、しかも楽しく読めました。
逆に人の姿にもなり、白狼にもなる獣人王の精悍さ、格好良さは魅力的だし、時々、愛する嫁に嫌われそうになって耳を伏せたり、好かれると喜んでしっぽをパタパタさせるという仕草のギャップが良いと思います。
よく他の方が「ワンコみたいで、可愛い」とこの手の話の感想を書かれていますが、初めて、その気持ちに共感しました-笑
受けの美少年の優しいキャラも好きです。
ただ、このお話、大人気で既にシリーズ化されているらしく、続きが気になるので調べてみました。
第二巻の評判はとても良いけれど、第三巻はかなり微妙みたいですね。
他の方の感想で、「主人公が男でなくても良いのでは、むしろ、両性具有かオメガバース系の話のように思えた」とありましたが、私も似た感想です。
とても面白いのですが、この話、敢えてBLである必要はなく、確かに主人公の美少年も男の子なのに女の子っぽい印象。
かえって女の子の設定の方が良いのかと思ったりもしました。
もっとも、BLというのは実は読んでいて、そういう印象を受ける作品は多いです。
それがBL作品のBLたる理由でもあるわけで、最初からBLとして描くという制約があるからこそ、どうしても女の子っぽい少年や話がTLっぽくなるのでしょうし、それは仕方ないことかもしれないですね。