やっと終わった単位認定試験とあめ玉をくれたお爺さんのこと。 | FLOWERS~ めぐみの夢恋語り~・ブログで小説やってます☆

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Every day is  a new day.
一瞬一瞬、1日1日を大切に精一杯生きることを心がけています。
小説がメイン(のつもり)ですが、そのほかにもお好みの記事があれば嬉しいです。どうぞごゆっくりご覧下さいませ。

こんばんは。


 1時間ほど前に帰宅しました。


 午後一時に自宅を出てから8時間余り、長かった(-"-;A


 更に、雨まで降り出して、岡山大学前のバス停で30分、バスを待ち、


 到着したときは到着したときで、余裕を見過ぎて何と二時には大学に着いてしまった。、、、


 試験開始まで、また待つこと1時間半。


 最初の試験が終わってヒトコマ空白があるので、また2時間待つことになりヽ(;´ω`)ノ


 試験を受けている時間よりは、実は待つ方が多かったと思います。


 でも、その分、「日本近世史」のテキストを読み直せたから、良かったです。


 八章くらいは読めました。


 しかし、その割には効果がなかったような気も。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


 でも、やるだけのことをやって力を出し尽くした感で、今はひと段落ついたなと


 ホッとしている最中です。


 まあ、やれるだけのことはやったので、悔いはないです。


 さて、その二つ目の試験は6時から開始。


 その前に2時間ほど待ち時間があり、生徒控え室に行きました。


 到着してから最初の試験までは、廊下の椅子で待ってたんですね。


 やはり、廊下は寒い。


 なので、とりあえず一つ頑張ってから、次の待ち時間は暖かい部屋で缶コーヒーでも


 飲んで次に備えようと思いまして、そこに行きました。


 無料の給湯器や自販機もあります。


 そこで缶コーヒーを買って飲んでいたら、70代くらいのお爺さんが


―あんたも私と同じ科目かな。


 と、話しかけてきた。


 色々と質問してくる(講義の内容について)のですが、正直、今はテキストを読みたいし、


どうも下手に取り合ったら話が長くなりそうな雰囲気です。


 申し訳ないですが、曖昧な笑顔と


―ごめんなさい、私、難しいことは判りません。


 と、交わしました。


 声も大きく、延々と喋り続けたせいか、休憩室で勉強していた他の人たちが


 次々と出ていってしまいました。


 ある若い男性はお爺さんの方を少し呆れたように見つめ、荒々しく出ていった。


 確かにね、皆さん、ここにいる人は次の試験がある人ばかりで、


 中には遅めの昼食、私のように息抜きの飲み物を飲む人もいるし、


 大半はテキストをひろげています。


 静かにして欲しいんですよね。


 お爺さんが喋っている間に、何人もの人が立ち去りました。


 流石に皆、大人で何も苦情は言わないけど、原因は明らかでした。


 勉強の邪魔になるから、静かな場所に移動したんだと思います。


 最後には、そのお爺さんと連れのお爺さん→こちらは無口 と私だけになりました。


 それからまた、別の人が数人来たけど、また出ていきました。


 ある中年の女性が初めてお爺さんに話しかけられて、適当に調子を合わせてあげたので、


 お爺さんは喜んで、どんどんエスカレートしていきました。


 私、廊下があまりにも寒かったので、立ち去りたくても我慢して試験前までいました。


 どうなんでしょうか。


 喋りたい気持ちは判るんだけど、やはり、場所を考えないとね。


 皆、暖かいところで勉強したいんですよ。


 最後に見直したところが出るときもあるわけで。


 そんなとき、傍で大声で話されたら、気が散って勉強どころじゃない。


 足音も荒く出ていった人たちがたくさんいたけど、気持ちはよおく判ります。


 私も他に暖かいところがあったら、そこに行きたかったし。


 皆さん、寒い廊下で最後の見直しをしたんでしょうね。


 だけど、そのお爺さん、


―試験直前に飴をなめると頭が良く働くぞ。


 と、休憩室にいた全員に飴を配ってくれました。


 私も戴きました。


 6時間めの試験が終わったら、外は真っ暗。


 冷たい雨まで降る中、震えながら30分バスを待つ間、


 お爺さんのくれた飴玉を思い出して、なめながら待ちました。


 そのお陰で、気が紛れました。


 きっと優しくて親しみやすい人なんだろうなと思います。


 男性でも年を取ると、よく喋るようになる人がいる。


 もしかしたら、若いときから話し好きなのかもしれない。


 背後で大きな声で話し続けられて、少し迷惑といえば迷惑ではあったけど、


 まっ、たまには、こういう人もいるんだなと思いつつ幕を閉じた今回の試験でした。


 放送大学で学ぶようになって数年、試験も何度も受けました。


 こういう方に出逢ったのは初めてでした―笑