ブログネタ:最近見た夢 参加中
皆様、こんにちは。
今日のお題は夢ですね。
タイトルをご覧いただいて判るように、夢とネットでの人間関係の話がどう関係あるの?
と思われることと思います。
これは以前も記事でお話ししたことがあるのですが、会ったこともないメル友さんが突然、
夢に出てきたことがありました。
それぞれ別の人ですが、二度ほど、そんな夢を見たことがあります。
一度目のことは既に以前、詳しくお話ししたので、今日は二度めの夢についてお話ししようかと
思います。
いえね、だからといって別に特に変わった夢というわけではないのです。
メル友さんが現れて、その人には会ったことがないのに私が
―あなたは○○さんですか?
と訊ねると、頷いた。それだけの話。
思えば、そのメル友さんとは不思議なつながりがあります。
向こうは私のことをある程度は知って入るけど、私は全然知らない。
けれど、ある時期には毎日のようにメール交換して、悩みを打ち明けたり趣味の話もしたりして、
リアルで顔だけ知ってて付き気合いのない人よりも親しい。
なのに、どこの誰か私はその人の年齢、職業さえ知らないのです。
いえ、ネット世界で知り合いになると、むしろ、そういう関係の方が断然多いです。
最初は随分と戸惑いました。
今までの常識では、知り合う=相手がどこの誰であるかを知るのは原則でした。
しかし、ネット世界では、そうではないのですね。
私もネットに来た当初は少し親しくなると、どこの誰であるまではともかく、その人の年代と
仕事くらいは知っておきたい、またメールだけにせよ付き合うとなれば、そのくらい知っておく
べきだという認識があり、訊ねていました。
しかし、半分以上の人はあまり、そういうことを明かしたがらないんですね。
別に住所や名前を聞いたわけじゃない。
ただ、年代と仕事、それも例えば自営なら自営とか、アバウトに教えてくれれば良いんだけど、
それすらも明かしたがらない人もいました。
そのときは、そこまで隠す必要があるのかなと疑問に思いました。
自分が信用されていないような気もしました。
今でも、そういう気持ちはむろん、あります。
ただ、ネットで知り合いになった人から酷い目にあわされたという事件は割とあり、
やはり、用心しすぎるくらい用心する人もいるのも仕方ないかな、、、と
次第に認識を改めるようになっていきました。
もちろん、そんな人ばかりではありません。
半数より少し多いくらいの人が年代や仕事、立場くらいは話してくれます。
私もむろん、打ち明けます。
互いがどこの誰であるかさえ打ち明けない関係で、信頼関係を築のは無理ですね。
ある時点で、私もそれは諦めました。
ネット世界で知り合った人とは基本、どこの誰であるかを明かさず、いつでもナシにできる
そういう緩やかな繋がり方のほうがむしろ良いんだろうなと納得するようになったのです。
それが判った時点で、もう私がネットを使うようになって、かなりの日々が経っていました。
今では私はこのように考えています。
ネット世界での出逢いはまさに一期一会ではないでしょうか。
星の数ほどの色々なネットサイトがあり、更にこの地球上に数え切れないほどの人が
存在することを考えれば、リアルであれネットであれ、出会ったということそのものが
もの凄い偶然であり奇跡のようなもの。
これはもちろん現実世界でも同じことですか゛、
人は出逢いと別れを繰り返しながら人生を生きていきます。
ネットもまさに同じことなのですね。
なので、どこの誰と知れない人でも出逢って、人生のある一瞬、その人と自分の人生が
交差してすれ違ったその縁を大切にしたいと思うようになりました。
だから、名前も年も明かさないなりに一時期、楽しくお付き合いして
またある時期が来れば別れてゆく、そういう関係があっても良い、むしろ、その方が
良いのでしょう。
つかず離れず、それくらいの距離感が丁度良い
ともいえます。
逆に中途半端に親しくなり、相手がどのような人か本当は解りもしないのに
親しくなったつもりでいると、突然、相手の人格が豹変してトラブルに巻き込まれることが
あります。
もしかしたら、自分の身元を明かしたがらない人は、そういうトラブルを想定しているのかも
しれません。
ネット世界は、そんな緩やかな、ある意味では希薄な人間関係だからこそ、
その中で互いを信頼でき、リアル世界の付き合いにまで発展させることのできる人との
出逢いは貴重であり、大切にすべきものだと考えます。
私もこういう考えに落ち着くまでには時間がかかりました。
最新作の現代小説は、そういう顔も名前も知らないメル友さんが夢に出てきたところから、
ふっと思いついたストーリーです。
ネット社会だからこそ知り合った若いひと組の男女の恋物語りです。
また、コチラでも公開てきればと思いますので、そのときはご覧になってみてください!