集中して何かを行うことが苦手な息子(年中児)。

 

小学校入学へ向けて、学習習慣の定着を目標に、お父さんと一緒になるべく毎日夕食の後におべんきょうの時間を設けています。

 

お父さんと紙こうさくをする息子。だんだんと、ハサミの使い方が上手になってきました!

 

手先の不器用さや、形の認知の難しさもある様子。

ですが、毎日行うことで、すこーしずつ文字や数字を書いたり、数字の概念がわかるようになってきました。

 

前回は、我が家の学習の定着に付いて、どんなふうに環境を整えているのかをお伝えしました。

 

 

 

今回は、お父さんが息子とおべんきょうをする際に意識していることについてお伝えしていきます。

 

 

 

 

親の意識として気をつけていること

子どもの成長の速度に合わせる

 

親が関わった時間だけ、子どもの能力が伸びていくわけではないということを肝に銘じる

完璧主義を捨てる

 

 

 

子どもの成長の速度に合わせる

当たり前ですが、子どもの成長はそれぞれです。

今行っている公文式のドリルも、子どもの興味や習熟度によって選ぶことができるようになっています。

子どもの今のレベルから、少し手助けがあれば達成できるようなレベルのものを行うようにしています。

そして、同じドリルを繰り返してやることや、前にやったドリルに戻ることもあります。

 

 

親が関わった時間だけ、子どもの能力が伸びていくわけではないということを肝に銘じる

 

毎日息子のお勉強を見ていると、ついつい右肩あがりにできることが増えていくおいうことを期待しがち。

でも、子どもの成長にはばらつきがあります。

3歩進んで2歩下がるというように、昨日できていたことが今日はできないということも。

寄り道したり、立ち止まったりしながらゆっくりと成長していっています。

 

完璧主義を捨てる

 

文字がきれいに書けなかったり、鏡文字(上下はそのままで、左右を反転させた文字)になってしまったり。

大人から見たら「ん?」と思うようなものもあります。

でも、きれいに書くより、今は取り組めたこと自体にフォーカスします。

子どもが「できた!」という達成感を味わえるよう、あえて細かい部分は指摘しません。

 

 

こんなふうに書いていると、親子が協力してスムーズにおべんきょうできていると思われるかもしれませんが…

 

実際はおべんきょうを開始するまでに5回くらいは声をかけ

つまずくと「やりたくない!」という息子を励まして

気になることがあるとそっちにいってしまう息子を「これだけ終わったら遊べるからね」と言い

 

こんなふうに、寄り道しながら親子でなんとかおべんきょうしています。

 

私も夫も楽しくないと何かを続けられないタイプ。

 

そんな私たちですが、自分が好きなことについて学ぶのはとても楽しいと感じます。

 

子どもたちにも、「学ぶことって楽しいんだよ」と思ってもらいたい。

 

そんな気持ちで一緒におべんきょうをしています。