私の夫は、片付けが苦手です。

(というよりも、家での片付けの必要性をあんまり感じていない印象ですが)

 

一方で、私は片付けが好き。

 

家族の中でも、片付けが得意な人、苦手な人がいます。

 

机の上って散らかりがちです。

 

そもそも、片付いている状態ってどんなものでしょう。

「物を適量持ち、定位置を決めて、出したら戻す」

が出来ていれば、片付いた状態をキープできます。

 

片付けが苦手な人は「出したら戻す」が苦手な人が多い。

逆に言えば「物を戻しやすい収納」であれば、散らかりません。

 

「片付けが苦手な人も片付けられる収納」にしたら、それってみんなに優しい収納ではないでしょうか。

 

本日は、片付けベタな家族に試して良かった収納のポイントをお伝えします。

 

 

 

〜ポイント〜

家族に片付けやすい場所を聞いてみる

ざっくり収納にしてみる

収納用品は、半透明なものにしてみる

 

 

 

 

家族に片付けやすい場所を聞いてみる

 

意外と出来ていないのが、家族に使いやすい物の位置を聞いてみること。

片付けが得意な人は、自分の今までの経験や片付け本に書いてある方法を参考にしながら物の位置を決めていたりします。

でも、それって家族にとって使いやすいとは限らない。

 

片付けが得意な人は、多少自分が戻しにくい位置であったとしても、「出したら戻す」という行為が習慣化しているので、物を戻すのは苦手な人より簡単にできるはず。

 

物の定位置は、まず苦手な人を優先して決めてみるのがおすすめです。

 

 

ざっくり収納にしてみる

 

私は、物は「カテゴリー分けをして、すぐ取り出せるように立てておく」のが好きです。

でも、夫は「使った物は、次にすぐ出せる位置にざっくりと置いておく」のが好きなよう。

なので、夫の専用カゴを用意して、使った物はとりあえずその中に入れてもらうように伝えています。

夫専用のカゴ。スマホケースはキャプテン翼。知ってます?

 

夫婦どちらも料理をするので、料理に使う器具もざっくり収納です。

 

 

収納用品は、半透明なものにしてみる

 

私は、収納用品は中が見えず真っ白なものが好みです。

ですが、中が見えないと何があるかいまいち分かりづらい。

ラベリング(中身を文字で書いて貼っておくこと)をしても、文字を見てパッと把握できる人、それが苦手な人がいます。

なので、収納用品は半透明な物にして、何が入っているのか外から見てもなんとなくわかるようにしています。

 

我が家の薬箱。「外用薬」「内服薬」で分けています。

半透明なボックスに入れて、何となく中身がわかりやすいようにしています。

 

今日お伝えした片付けベタな家族のための収納のポイントは、

・家族に片付けやすい場所を聞いてみる

・ざっくり収納にしてみる

・収納用品は、半透明なものにしてみる

でした。

 

この方法は、我が家で行ってみて良かった片付けの方法。

全ての片付けベタな方に当てはまるとは限りませんが、参考にしてもらえれば嬉しいです。

 

片付けで大切なことは、「苦手な人に合わせる」ということだと思います。