万葉の湯(みなとみらい)は年に2回必ず父と息子と行っていました。
先日、大きなお風呂に入りたいと急に思って近所の銭湯に行ったら、閉店時間で恥ずかしいやら情けないやらの失敗をしました。
それを神様が見てたのか?万葉の湯好きの父が見てたのか、入館無料のチケットが届きました。
期限が1月いっぱいという事で、一番忙しくパニックになっているのに、誘惑に負けて先日行って来ました。
「うん。向こうでやればいいや」と安易な考えで資料持ち・・・
スーパー銭湯のイメージはあまり好きじゃないけど、ここは大すき。
景色がすごすぎるのと、大きいし施設も充実しているのです。
Wi-Fi 完備、パソコンコーナーあり、食事も充実、リラクゼーションルームは女性専用の部屋あり、屋上の足湯に、子連れならお祭り広場もあります。
受付に入ると
「飯島様 今日はようこそお越しいただきました。」
「僕も飯島って言うんです。」と人懐っこい男の子。
「あれ・・お誕生日月ですね。プレゼントあります。」
同じ名前というだけで、すごくテンションが上がってるアルバイトさんに、偶然のお誕生日月のサービスとなんか私までついてる気がしてきました。
まず1回目のお風呂に入って、冷たい風にあたりたくて、屋上の足湯に行きました。
ここで父と息子がいつも語っていた姿を思い出しましす。
小学生の時は落ちつかず足湯にザブンと落ちたり・・・。
(今も落ち着きないけど)
大学生になっても、いつも父についてくる息子に父は幸せそうでした。
今もまだ天国に逝っちゃった実感はなく、食事処に行っても眼鏡を外してメニューを探したり、息子とソフトクリームを一緒に食べて、親父ギャグを言ってる父が普通にいるような感覚になります。
亡くなった人も生きてる人も一番悲しい事は、忘れられてしまう事だそうです。
我が家の家系はユニークな人が多いので、父に限らず先祖の話しをする事がすごく多いのです。ずっと語りつがれていく・・・。
お誕生日特典はケーキでした。
個性豊かなご先祖の事考えていたら、ふと感じた事があります。
自分が気が合うとか好きだなって感じる人達って、みんなご先祖の誰かに似てるなんて思っちゃいました。
もしかしたら、まわりにいる人はみんな生まれ変わり?なんて思ってしまうほど。
母に報告したら「よくそんなところに1人で行くね。」と呆れ顔。
行きたくないというから1人で来たのに。
でも、こういうところだからこそ1人が良いのです
長湯も烏の行水も気を使わず自分のペースで楽しめる、リラクゼーションルームのお部屋も自分のペースでウトウトできるし・・・。
作務衣来て1人お寿司を食べながら仕事してる姿は、ちょっと変なおばさんだったかも
スッピンに作務衣は自分でも笑える。
もしかしたら、この無料招待券は天国からの父のバースディプレゼントかもって気づいたら、ちょっとウルって来ちゃった。
ケーキも父が好きなチョコレートだったしな・・・
感謝