【中崎塾和歌山校】先取りをすると学校の授業がつまらなくなってしまう!?! | 中崎塾和歌山校【代表:慶應高校・大学(経済学部・島田晴雄ゼミ)出身】

中崎塾和歌山校【代表:慶應高校・大学(経済学部・島田晴雄ゼミ)出身】

「基礎の徹底」をテーマに「受験」に縛られた勉強から生徒・保護者の皆様を解き放ち、真の学力向上を目指します。

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今日も沢山の生徒と学べますこと感謝いたします。

 

思いがけず作成しいた動画がバズってしまい、現在26万回再生、この動画一本で登録者が500人増えてしまいました。

 

人生分かりませんね。。。

 

さて、今日は先取り学習してしまうと学校の授業がつまらなくなってしまい、学校に行きたくなくなる?について、ゆるトークです。

 

妻も私も公立小学校の出身です。中学受験しているので、かなり先取りしていたとは思いますが、学校の授業がつまらないと感じたことはなかったです。

私自身は明大中野中学という中堅クラスの学校に進学しましたので、そこまで優秀というわけではなかったですが、小学校6年生の時の同じクラスには、筑駒や開成に進学した生徒もいましたが、授業がつまらないという話は聞いたことがありませんでした。

 

私は高校は慶應高校に進学しましたが、明大中野の授業がつまらない、ということはありませんでした。

 

一つは、本当にできる生徒は基礎の大切さを知っている、ということがあるかなと思います。体操でも前転は簡単、という生徒は多いですが、美しい前転をするというのは究極的に難しいものです。サッカーでも、難しい技がいくら出来ても、対面パスなんてつまらない、という生徒は最終的には落ちこぼれていくでしょう。

 

どんなに学業が進んでいても、基礎に立ち戻らせてくれる学校の授業は尊いものです。中途半端にできてしまうと、つまらない!ということになってしまうので要注意ですね!!

 

さて、一方で公立の小学校や中学校は、先生から教わるところなのか?という点については考えなくてはいけません。

 

ちょっとこちらをご覧くださいませ。岡田先生のご意見は、そうだよね、と思います。

 

公立の小学校や中学校の先生が国民の平均値であれば、平均とは何か、について先生から学ぶことができます。言い方を変えれば、公立の小学校や中学校の先生は平均以上のパフォーマンスをしてはいけない、ということですよね。代替可能性がなければ、システム上、他の先生方に迷惑をかけてしまう。

 

そして、その平均的な先生の中にある「秀でた個性」を生徒たちは学ぶべきだし、学ぶことを学ばなくてはいけないと思うのです。

それこそが民主的に生きることであり、集団社会の中で幸せに生きてゆくために必要な「学ぶ姿勢」というものでと中崎は思っています。

 

平均値の先生に合わせるために先に学ぶことを辞めるというのは詭弁なような気がします。平均を体現してくださっている先生の中に、どうやって学ぶべきことを見つけるのか、というのが大切だし、基礎に立ち戻って自分自身を見つめなおす良い時間になるでしょう。(ちなみに、幼稚園生でも高校数学を解くことは可能だと思いますが、自分が何をやっているか分かっていないのに答えだけが出てしまう、というのは無価値なだけではなく、大変危険だと思っています。先取りする場合は、一つ一つしっかりと理解をしたうえで先取りしていきたいものですね。)

 

どうしてもそれが難しい個性の生徒さんは、フリースクールなど自分の世界に100%浸れる空間で生きてゆく、という選択肢もあり!だとは思います。

 

以上です。

お読みいただきありがとうございました。

 

中崎塾

中崎一樹