心の病と優しく向き合う(統合失調症闘病日記) -3ページ目

生い立ち~幼少~

幼少の頃、私は手のかからないとてもいい子だったそうです。


わがままは言わず、落ち着いていて、率先して外に出かけていったり、保育園では中心にいるタイプ


だったそうです。


一見安定した生活を送っているように見えますが、家の中は荒れていました。


両親の不仲。


母が父をいつも起こっていて、ヒステリックになり、家の中は物が壊れているイメージしかなかったです。


正確には記憶しませんが5歳の頃、金銭関係のトラブルをきっかけに両親は離婚。


私は父方にひきとられました。


住んでいる所も変わり、保育園も変わりました。


そこから、内気な性格に変わってしまいました。部屋の中で一人で塗り絵や絵を描くのが好きで


外でも遊びましたが比較的室内で遊ぶ事が好きになりました。


生活は父方の祖父母との暮らしになりました。


祖母は一緒にいられない母の存在を埋めてくれるような包容力がありました。きっと初孫という事も


あり私の事が可愛くて仕方なかったんだと思います。


厳しい人でしたがとても甘やかされた?気もします。


やがて私は小学校に入り、新しい友達とかかわるようになっていきました。


家族との暮らしに問題はなかったけど、ある一つの悩みが私の心の奥に湧いてきました。


それは友達になんとなく避けられている・・・・・


なかなか深い中にならない・・・・


常にひとりぼっち・・・・・


そんな事を考えるようになりました。


つまり上手く人間関係が結べないという問題。


学校に行かなくなるという事はなかったけど、また寂しいという気持ちが戻ってきました。


一人で夜泣いたりもしたと思います。


孤独・・・・・


この孤独な気持ちは、これから先も引きずっていく事となります。


                                               つづく









始めに・・・・

統合失調症は今そんなにめずらしくない病気だそうです。


ウィキペディアで最近その事を知りました。


発症からもう4年たって、今さらですが自分の病気の事をインターネットで詳しく調べてみると・・・・


妄想、幻覚、幻聴などがおこる、(それによって日常生活を送るのに困難をきたす)


統合失調症には型がいくつかあり、予後の良し悪しがる、


陰性症状、陽性症状、薬の知識、色んな事が見えてきました。


幸い私は発症して、病気がひどかったときの記憶があるので語ることができるのですが、


常に誰かに見張られているような感じがしたり、自分は海外の国の重要な人物の子孫(これは血統妄想という種類の症状だそうです)と思ってしまう。


勝手に外に出て行ってしまい通行人に怒鳴る、大きな声でわめきながら服を脱ぐ、(周りの人が警察に連絡してくれてその時は保護されました)


TVの中の事件が自分と関連があると思ってしまう


実際は違う人なのですが、知人と疑ってやまない


最後は妄想と現実の区別がつかなくなり、混迷状態に陥りました。


主治医の先生が簡単に説明してくれたのですが、この病気は色んな事を自分に関連つけてしまう


そうです。私はこの点が特に症状に表れていたと思います。


現在は入院を経て、完全な社会復帰はできないまでも、毎日平常な気持ちで過ごしています。


ですが、過眠、やる気、記憶力、集中力にかけたりとまだ病気の作用を受けながら


生活しています。


今はまだ家族の支えがありますが、いつかは社会復帰して自立しなければならないという思いもあります。


それでも前向きに解決策を探っていくつもりです。


ここでこれから書く事は、私のここ4年間の歩み、専門家ほどは語れませんが病気の事、日々の事などです。


参考になるかは分りませんが、少しでも同じ思いをしている人に読んでもらえたらなあと思います。


これをきっかけに交流もできたらと思いますので気軽にコメント、メッセージしてください^^