恐るべし相続税延滞金 | 東京郊外ゲストハウス日記

東京郊外ゲストハウス日記

普通の主婦が自由な時間とお金を得る為シェアハウス経営をはじめました!
2007年年末に購入した東京郊外シェアハウスを軌道に乗せ、2010年3月東京都内に自転車愛好家向きコンセプトメゾネットを新築。
子育て・家事とどこまで大家生活を楽しめるか?乞うご期待!!!

久しぶりの雨ですね雨

晴れていると快適気候の今日この頃ですが

お肌がかぴかぴに乾燥し始めていたので

女性にとっては恵みの雨ですべーっだ!





先週、ミラクル物件の地主さんと元付業者でお会いしました。


ミラクル物件は地主さんがなんと5人もいてええ!!

1組は4人。


その代表者ご夫妻と契約の追記をする為だったのですが

笑瓶似の地主さんご夫婦は、

あいかわらず、夫婦漫才もまっ青のかけあいで

楽しく過ごさせていただきましたなんでやねん!





ミラクル物件の土地の話から壮絶な相続の話へ。


笑瓶さん以外の地主さん3人は全てお姉様。

皆さん嫁がれてしまい、笑瓶さんが後を継がれています。






さかのぼること30年前、笑瓶さんは遊び盛りの20代。

お父様が亡くなり、お母様が多くの土地を相続されます。

お母様はファイナンスに興味がなく、子どもたちもまだ若く知識がありません。

一切を笑瓶さんのおじさん2人に任せていらっしゃいました。



その際にもかなりの相続税が発生していたにもかかわらず

おじさん達が

「相続税を払わなくてもいいように何とかするから俺達に任せろ」

と主張され、

結局、お母様が亡くなる5年前まで全く支払なかったそうです冷




お母様が亡くなると親戚一同、膨大な相続税延滞金に大慌ておろおろ

運悪く、そのおじさん1人は2ヶ月後に他界し、

そして、もう1人のおじさんもその2ヶ月後に他界。



お母様が他界された後、

笑瓶さんの長女が一念発起!

「どうして相続税なんて払うんだ!」

他親戚から責められようと
(?どーして責められるのでしょう?)

25年積もり積もった相続税延滞金

返済することを決意されます。



25年前の相続税は何十倍にも膨れ上がり、

いくつかの土地を処分することでしか納められなかったそうです。




昨今では物納はあまり認められず、

認められたとしても、自分たちが差し出す土地は却下され、

全所有物件・土地から条件の良いものしか認めない。



また、共同所有になっていると、

例え自分達は相続税を支払っていても、他で払っていない人がいると

いつまでも督促状が送られてくる・・・・・・がーん




税務署との闘いに相当な労力を費やし

そして、気がつくと

所有していた土地は何分の一になってしまっていた・・・・・・




そんな大変なお話を

時には毒を吐きつつ、笑いながら漫才のように話してくれる笑瓶さんを見て、


もう残り少なくなってしまった借地、

大切に使わせていただきたい
かお


改めて胸に刻む。




それにしても、

おじさん達はどーやって相続税を払わないつもりだったのだろう?



笑瓶さんや元付業者専務の話だと

○○関係の方々に法外な依頼料を払っていたとか何とか・・・

もちろん、結局は相続税払っているので

もらい逃げになっているという話ですが・・・汗




払わなくてはいけないものは

ちゃんと払っときましょう
べーっだ!




多くの土地を所有している地主さんは

皆さんでしっかり相続税対策を練ってくださいね。