今日もいつものスターバックス(Pyramide駅前)で朝の一時を過ごしていると☕
来た来た。いつものこの女性２人組
彼女たちは紙を見せながらテーブルを回るスリ。
この紙には「お金ちょうだい」的な事が書いてある。
が、彼女たちの本当の目的はお金ではない。
こうやってテーブルを回りながら取れるものを見つけて回るスリ集団のいちみだ。
色々なカフェに行っては1日中盗みをして回る。
これが彼女たちのお仕事。
同じカフェにも１日に何度もやってくる。
このパターンの手口はこう。
パターン1
テーブルに紙を持って近付き話しかけてくる。
その時にテーブル上に置いてある携帯電話やお財布の上にこの紙をさりげなく被せて手元が見えないように隠す。
紙をどかすと同時に下にあった物が消えている。
彼女たちの言葉に意識を向けている一瞬で盗まれている。
取ったものはすぐに横か後ろにいる別の人に渡し、受け取った人はさっとカフェを出ていく。
「ない！」と気付いてテーブルに来た人を慌てて止めてもその人は既に持っていないのでもう手遅れ。
スリは常習犯でしか捕まえられないので諦めるしかない。
☆紙以外にも地図やアンケート張った板、雑誌、ファイルなどなど色々なバリエーションがある。
パターン2
何人かで寄ってきて突然図々しく話しかけてくる。
何だ何だ?と気をとられている隙にテーブル上のものや椅子の上のバックを盗む。
何事もなかったかのように突然さっといなくなる。
彼らが去った後には物がなくなっている。
慌てて追いかけてももう彼らは持っていないのでゲームオーバー。
パターン3
紙などを持って歩き回るパターンではなく、席に着いてから犯行を行うパターン。
足元に置いてあるショップバックや椅子に置いてあるバック中身をそーーーーっと盗む。
これは本当に気付かないうちになくなっているパターン。
又は
突然店内で(外のパターンもある)喧嘩や言い争いが始まる。
何だ何だ?と気をとられている間に盗まれているパターン。これよくあるグループ犯行でお客さんに混じってたくさんのスリが潜んでいる。
対処法
•とにかく気をそらさないのが一番。騒ぎがあったらまずは自分の物へ気を向けて貴重品を守る。
•隣に座った人が自分のバッグに被さるようにコートなどを置いてきたら要注意。バッグをべつの場所に移すなど対応する。
☆フランス人だけでなく日本以外の国の人は、他人の物の上に自分の物を置いたり、邪魔なら他人の物を勝手にどかすなんてことはごくごく当たり前。なのでスリとは限らない。特に悪気はなく彼らにとっては当たり前の事なので嫌なら嫌と伝えれば解決👍
と言うことで、このパターンのスリは見分けるのがとても難しいので、取られたくないものは元から自分に目の届かない場所に置かないようにするしかない。
自分のものは自分で責任をもって守る
これが基本！
さてさて、カフェ一週した彼女たち
右の彼女の手には携帯電話
紙の下にあるってことは盗みたてかな?
どうにも確認のしようがないのが歯痒い。😖取られたなら取られた本人が気付くしかない
自己責任社会
このスターバックスだけでも、別のスリたちが1日に何組も現れます。
今日は30分の間に女性2人組が2組と男性1人の３組がきました。
皆さん、カフェなどでは絶対にテーブル上に携帯電話などの貴重品を置かないように！
もちろんバックにも警戒して下さい。
日本のようにテーブルに物を置いてトイレに行くなんて論外です。😑
もしもどうしても荷物を置いていきたい場合には、必ず隣の人に「私の荷物を見張ってて」とお願いして置いていきます。これは基本中の基本。
*信用出来そうな人を見極められて、全くの他人に英語orフランス語でお願い出来る前提です。
もしもテーブルに携帯電話を出していたならスリが見えた瞬間に即座に手に持って守って下さい。
*スリをスリと認識できる前提です。
フランス人たちは皆当たり前にスリを見分けることができます。常に100%意識して警戒している前提で貴重品をテーブルに置いています。
スリに慣れていない観光客が同じことをすればすぐに盗まれてしまいます。
十分お気をつけ下さい！
おまけ豆知識😊
よく日本人観光客の人で首から携帯電話を下げている人を見かけます。
これはとっても危険です！！
怪我をする恐れがあります。
首からかけていても無理やり引っ張っられて痛い思いをするだけです。😭
首にかける場合には必ずお洋服やコートの中にしまうようにしましょう！
しかし、
パリ怖っ😱🇨🇵
と言ってあまりビクビクしてても楽しくないので、
ここはプラス思考に切り替えて🔃🌟
あれはスリか?これはスリか??とウォーリーを探せ実践版的に意識しつつ、日本にいては中々味わえないサバイバル感覚を楽しんじゃって下さい😆👍❤