110病日目 12回目の胸水穿刺と食欲不振 | 猫の心筋症闘病記 ~めぐちゃんのあんよ~

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肥大型心筋症とそれに伴う血栓症から下半身不随になってしまった16歳老猫との生活

余命は長くて90日と言われても 111日頑張った記録

レメロンを無理やり飲まされて元気になっためぐ姫

・・・かと思いましたが


元気になったのは見掛け倒しだったみたいで、結局ご飯はあまり食べず。
翌朝にはやっぱり元気はないし、ご飯も食べない状態に…。

もう少しレメロンを飲んだら元気になるのでは?と思い、翌日にレメロンだけ処方してもらいに行き、その後2日間1個ずつ飲ませてみましたが、ますます食べなくなるし、なんだか体がフラフラしているし…。
ということで、レメロンの投与はやめました。
良くならないし、ふらふらするし、糖衣錠だったのでつぶしてみたらすごく苦くて飲みにくいし。

多少飲みにくくても、それで元気になるのであれば、どうにか騙して飲ませるんですけどね…。
効果がないものを飲ませてもね…ってことで。

ご飯どころか水もあまり飲まなくなり…。

今までは1日に150cc前後飲んでいて、おしっこもそれくらい出ていたのですが、おしっこは1日かけても50ccくらししか出ないし、水も100ccくらいしか飲まなくなってしまいました。(昨日の朝~今朝にかけて)

本当は、明日胸水穿刺にいく予定でしたが、心配なので1日早いですが病院に連れて行くことに。

レメロンは2~3日に1回の投与が標準なものなので、やっぱりあげすぎですってこと…。
袋に2-3日に1回って書いてあったけど、元気になって欲しくてあげたのはやっぱり間違いでした。反省。
でもって、レメロンを飲ませるようになってから具合が変化しているので、レメロンの投与はやめましょうってことになりました。

元気になって欲しくてしたことが、逆に悪い結果になってしまいました。
・・・一応ネットで調べてからあげたんですけどね。
当たり前ですが、お医者さんの言うことを聞くべきでした。
でも、こうなってしまって、納得できたからいいといえばいいのかもだけども…。

全く食べず飲まずの状態で利尿剤をどうしようか悩んだので診察に連れて行ったのもあり。
こんな状態だったらさすがに利尿剤はあげないのが正解だろうなーと思いましたが、ちょっと自分だけで判断するのが怖かった。と話すと、尿量ではなくて水分量を見てあげてくださいってことになりました。
前のように飲むようになるまでは、とりあえず利尿剤はおあずけ。
また投与する場合はラシックスがいいのかルプラックがいいのか悩みましたが、どっちでもいいよってこと。


3日おきにするならば、本来明日すべき胸水穿刺。
今日しちゃうと、3日おきってのは勤務の都合上難しくなってしまう。
胸水穿刺をどうすべきか相談しましたが、私の今後の勤務と見合わせて、たぶん今日はすでにそれなりに溜まっているだろうから次は木曜日にして、処置が遅くなるよりも早めにしたほうがいいからってことで、その次は土曜日に抜くことに。

今日抜けた胸水は、140cc
体重は1.98kgと、とうとう2kgを割ってしまいました。

ここ数日ほぼ食べれてないので痩せてしまうのは仕方がないけども・・・。
ほんと、この細い体にどこに痩せる部分が残されているんだろうか?と思う。
胸水も、やっぱりたまる速度が速くなっているのを実感。
低栄養だから仕方がないけども…。

ここ数日、ほぼ食べれなくなってしまい、本当にそろそろ覚悟を決めないといけないんだろうな…と思うようになりました。
このままいけば一緒に年越しできるかもしれないと期待していましたが、ちょっと難しいのかも。



めぐがいよいよかも?と本当に思うようになって、どうしようか色々考えていました。

心不全を起こした最期っていうのは、呼吸不全になるか、心機能が落ちて心臓がとまるか… がやっぱり多くて。
人間が入院していると、圧倒的に多いのが前者。
それか、このままその双方を起こさないとなると、今のまま食べれない状態が続いて衰弱死。

呼吸不全だけはどうにか避けてあげたい。

変な話、今あげている強心剤をやめてしまえば、当然心臓の機能が悪くなり、そのまま死んでしまう。

・・・呼吸不全になってしまう前に。そういう選択肢を考えてもいいのかもしれない。


もし呼吸不全になって苦しくて仕方がないようであれば、安楽死も考慮してあげないといけないのかも。
できればそれは避けたいけども。
でも、苦しい思いはさせたくない。
でもでも、低栄養で衰弱死っていうのも・・・ やっぱり苦しいよね。

忙しい祝日の診察にそんな相談をしてしまいましたが…
イケメン先生は本当に色々と話を聞いてくれて感謝。

安楽死は、私が思っていたとおり、麻酔薬の過剰投与をするらしく。
そのためには皮下注射ではなく、末梢ルートをとらないといけないけども。
全く苦しまずに、そのまま寝ていくだけ…ってこと。
「本当に楽な死に方だと思うよ」って。

めぐが死ぬことを考えたくはないけども、本当にもうちゃんと考えてあげないといけない時期にさしかかってきたんだな…と。

泣きたくなるけど、泣いてる場合ではないですね。



最近は台所の隅っこに行ってしまうことが多いので、座布団サイズのホットカーペット(?)の上に毛布を敷いてみました。
それなりに気に入っているぽいです。

元気はないけど苦しそうでもないから、とりあえずいいのかな。

レメロンのせいで元気がないだけでありますように。