

祭りのメインシンボルとして2024年は弘前城を守護する四神のうち玄武をテーマにした「彩巡玄武 (さいじゅんげんぶ)」を制作した。担当したのは花景家の阿部 喜恵さん。彩巡玄武は全長約30mで水を象徴する神獣・玄武を模している。試験投影では投影機で映像の重なり具合などを確認。
投影は1回約5分で過去のアート作品のモチーフ・青龍(せいりゅう)と朱雀(すざく)にいざなわれて覚醒する玄武がダイナミックに描かれる。
プロジェクションマッピングの試験投影では水の表現がちりばめられ、BGMにはねぷたのろう描きのろうが筆から滴る音や日本海の波の音が使われている。
映像演出を手がける弘前市の「PAYALABO」の葛西薫代表は「スクリーンが大きいので、水が襲ってくるような没入感を味わうことができる。ぜひ近くで見て」と話している。投影は期間中の午後5時半~7時45分。

