
弘前城 菊と紅葉まつりの主役といえば「菊人形」です。菊人形は「胴ガラ」という本体を作成。そこに菊の花を着せる「菊着せ」を行って1体の菊人形を作ります。人形の菊にも1日2回の水を与えてあげ、花は約1週間で取り替えます。菊人形は約30体あり、毎年、大河ドラマをイメージして配置、菊着せを行っています。2013年のイメージは「八重の桜」。ぜひ、会場へ行って菊人形をご覧ください。
・・・と弘前シティプロモーションWEBサイトには書かれていて2013年当時の菊人形の写真も一番上で引用しましたが、2024年で菊人形は主催者側の都合で勇退したのだそうです。
昨年は弘前城 菊と紅葉まつりの撮影で帰省していて菊人形も何枚かスマホで撮っていたのですが、この菊人形が最後の撮影となりました。
年を重ねていくと、菊を人形の骨組みにあわせて折り曲げるなど職人技の伝承が困難になっていました。このため、2019年を最後に生花を使った新たな菊人形の製作は中止されました。
2020年に導入した大型フラワーアートも徐々に市民に定着し、主催者側は長く活躍してきた「菊人形」の勇退を決定。2025年の菊と紅葉まつりは新たな形で再スタートすることになります。


