


弘前城三の丸庭園の案内板が見えたので、早速正面から撮影して庭園の中へ入りました。庭園の奥には鮮やかな紅葉が映えて見られました。紅葉は庭園の端っこにあったので、庭園の境界線や緑色の仕切りが後方に見えています。一気に庭園を紹介してしまうとネタが無くなってしまうので、身選りリンゴのおすそ分けに付いて記述します。リンゴは大変手間ヒマの掛かる作業が多く、全てを成熟させると果実の甘さが全体に行き届かなくなります。
そこでマメコバチによって受粉したリンゴの花の選定を行い、受粉が充分でなかった花を取り除きます。更に身が結実する前の初夏に身を選んで形が悪いリンゴなどを摘果して商品になりそうなリンゴを選別して育てていきます。
マメコバチはハチの一種でリンゴの花を授粉させるためだけに育てられています。普段は細い竹筒の中で生息しています。この授粉作業が開発される前までは、全てヒトの手によって受粉用梵天を使った人工授粉が行われてきました。
未熟リンゴは皮が青緑色のうちに紙袋で包みます。紙袋がはちきれんばかりの大きさになったら、袋を外して地面に銀色のシートを敷き太陽光を集めてリンゴの皮を赤く色づけます。銀色のシートが剥がされると収穫目前となります。

