

二宮金次郎像は弘前城二の丸にあります。丑寅櫓の近くに池があって池の背後に設置されています。弘前のヒトは二宮金次郎像に色々と手をかけます。まるで着せ替え人形のようです。真夏の二宮金次郎像は弘前ねぷたまつりが開催されることもあり、祭のうちわにハッピを着せられています。晩秋の二宮金次郎像は、雪ん子のような藁に菊を埋め込まれたり菊人形そのものになったりします。
冬と春の二宮金次郎像を見に行ったことが無かったのですが、何も着けられていなかったのは意外でした。それはそうと、一番下に二宮金次郎像の設置時期が書かれたプレートの写真を配置しました。
今年が昭和に換算すると昭和百年になるそうです。二宮金次郎像の設置時期が書かれたプレートには、昭和10(1935)年4月20日に弘前商工會が建設したと二宮金次郎像の裏側にある石碑に刻まれていました。
戦前から二宮金次郎像が存在していたので、2025年の今年は二宮金次郎像が設置90周年を迎えます。せめて設置90周年のタスキを掛けてやっても良さそうなモノですが、着せ替えも何も無かったのは意外でした。


