鹿島鉄道 硬券記念乗車券 | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

LAST RUN 硬券記念乗車券台紙・中
LAST RUN 硬券記念乗車券台紙・中表紙

LAST RUN 鹿島鉄道一日フリーきっぷ・表LAST RUN 鹿島鉄道一日フリーきっぷ・裏LAST RUNと言う副題が付いた硬券記念乗車券。何とも言えない物悲しさが漂う記念切符のセットです。

鹿島鉄道は旅客収入だけでは鉄道を維持できないほど利用者が減少していたが、航空自衛隊百里基地への航空ジェット燃料輸送による貨物列車の運行収入によって路線経営が何とか成り立っていた。

しかし、2001年(平成13年)8月に榎本駅と百里基地を結ぶパイプラインの老朽化と安全保障上の対策から燃料輸送を中止したことから、深刻な経営状況の悪化が決定的となった。

これに対し、親会社である関東鉄道による経営支援及び沿線自治体と茨城県による公的支援が5年間行われることとなり、廃線の危機は一旦回避された。

しかし2005年(平成17年)のつくばエクスプレスの開業により、自社の常総線(特に取手 - 守谷間)や高速バスの利用者が減少し利益減収となった関東鉄道は、2007年度以降の経営支援を行わない方針とした。

これを受け親会社の支援なしでの鉄道経営は困難であるとして、鹿島鉄道は2006年(平成18年)3月30日に廃止届を国土交通省に提出した。

この時点で、2007年度以降の自治体と県による公的支援は白紙状態だった。その後ぎりぎりまで存続の道が模索されたが状況は好転せず、2007年(平成19年)4月1日に廃止された。

廃線後の線路や駅舎は順次撤去されることになっていたが、現在は撤去作業が中断され、線路や駅舎が一部で残っている。車両は、旧形式5両のうち4両、新形式4両のうち2両が個人に売却され、保存されている。

LAST RUN 硬券記念乗車券台紙・表
LAST RUN 硬券記念乗車券台紙・表紙

LAST RUN 硬券記念乗車券台紙・裏
LAST RUN 硬券記念乗車券台紙・裏

常陸小川駅 乗車券常陸小川駅 入場券
常陸小川乗車券と入場券

玉造町駅 乗車券鉾田駅 乗車券
玉造町駅乗車券・鉾田駅乗車券

石岡から常陸小川ゆき常陸小川から浜ゆき
石岡から常陸小川ゆき・常陸小川から浜ゆき

浜から玉造町ゆき玉造町から鉾田ゆき
浜から玉造町ゆき・玉造町から鉾田ゆき